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Fw: アクセシビリティ法は社会をいかにして・どのように変えてきたか

当日まであまり日がありませんが、6月26日に「アクセシビリティ法は社会をいかにして・どのように変えてきたか」というイベントがあり、勤務先がこれに協賛をしています。概要をイベントページより引用:

米国が「障害を持つアメリカ人法」とそれに続く一連のアクセシビリティ法制で先行し、欧州が制定に動く「アクセシビリティ法」はいかなる手法を社会に導入し、社会をどのように変えてきたのでしょうか。本シンポジウムでは、アクセシビリティ法制の専門家であるG3ictのジェームズ・サーストン氏を講師に招いて学びます。また、日本におけるアクセシビリティ法制の必要性等について討論します。

G3ict(The Global Initiative for Inclusive ICTs)、おそらく日本ではあまり耳慣れない組織だと思うのですけど、個人的にはM-Enabling Summitというイベントを運営されていることで馴染みのある組織です。2011年に同イベントが開催された際に自分も参加、ちょこっとだけ登壇したのです......もう6年も前のことですか(遠い目

閑話休題。26日のイベントでは、ここ日本で法律によってアクセシビリティを整備していくことの是非について、おそらく議論があるのだろうと思います。こと「Webの」アクセシビリティに関して言えば、法律のチカラを借りるまでもなく業界の自助努力の範疇で、コンテンツの種別を問わず必要な品質基準として整備したいと考えているけれど、一方で法律によって強力に整備を進めている国・地域とのギャップがどんどん広がっているような印象もあって、やっぱり必要なんだろうと思います。期限や罰則の類をどこまで強制するかは難しい話ですけど、障害者差別解消法が施行されて久しいにもかかわらず、個人的な印象として正直あまり前進している感じがしていないですから。

そういうわけで、アクセシビリティの法整備に興味のある方は是非ご参加ください。

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