日本フィルハーモニー交響楽団「第9交響曲」特別演奏会 2015
著
12月25日の覚え書き。毎年恒例、サントリーホールで第九を聴くべく定時退社。日本フィルハーモニー交響楽団「第9交響曲」特別演奏会 2015に行ってきました。実は昨年、一昨年と日フィル主催、かつコバケンこと小林研一郎氏の指揮で第九を聴いています。昔はそれほど特定の楽団なり指揮者にこだわっていなかったのだけど、3年連続で同じというのは、かれこれ20年近く続けてきたなかでは初めてのことかもしれない。
しかし日フィルの第九、年々人気が高まっているのか?今年も発売日にチケットを買ったのだけど、席はもう全然ダメだったなぁ。なにせ1階で前のほうのS席が買えなかったもの......仕方なくA席で、1階2列8番というチケットを買っていたのですが、やはり前すぎるしステージ向かって左寄り過ぎました。そのおかげか、ソリストが歌う姿はまるで見えなかったし、だいぶ音のバランスの悪さを感じてしまったような(反省)。緩急のつけ方に関しては、さすが日フィル&コバケンさんのが良いなぁって思ったんですけどね。
聴きながら思ったこと。今年も1年、いろいろありました。いろいろありすぎて、むしろ全然思い出せない。こうやって、時間の経過は年々早くなると共に、記憶力は衰えていくのですね......と(苦笑)。しかし何はともあれ、毎年の桜の開花がそうであるように、年末にサントリーホールで第九を聴く、というのは素晴らしいイベントであり、贖罪、懺悔、感謝、後悔、いろんな想いが入り乱れながらも最終的には第四楽章で全てが希望と期待に変わる(というか変える)プロセスを、来年以降も繰り返していきたい。