宗家一条流がんこラーメン八代目直系 町屋店

2015年12月20日 著

一番好きなラーメン屋 Advent Calendar 2015の20日目の記事です。基本的にラーメンといえば塩ラーメンが最も好きでして、塩ラーメンのなかでもがんこラーメンの塩（しそ風味）は自分にとって究極にして至高なのであります。普通の人にはややしょっぱく感じるかもしれないですが（僕も初めてのときは死海かと思った謎）、不思議と馴染んだし、むしろ並大抵の塩分濃度では満足できない舌になってしまっている可能性があり云々。

僕が初めてその味を知ったのは、既に閉店して久しい末広町がんこ八代目。スリーハンズのオフィスが神田にあった時代には、割とお世話になったものですが......その後、高田馬場に会社が移転して以降、今の会社に転職してからも、もっぱら高戸橋がんこ十六代目に通っていました。その高戸橋がんこが2012年3月に閉店してからというもの、がんこの塩が食べたいときには、八代目の味を継ぐ、宗家一条流がんこラーメン八代目直系 町屋店に出向いています。

このお店、実は今住んでいるところから自転車でふらっと行ける唯一のがんこラーメンでもありまして、非常にありがたい存在。若干距離があるため、そうしょっちゅう通っているわけではありませんが、店主には顔を覚えられている程度には食べている感じ。何と言っても素晴らしいのは、しそ風味の塩を味わえるのみならず、無料で餃子（5個）をつけてもらえることですね。ちなみに塩以外では背脂たっぷりな担々麺がオススメです。

今宵も注文したのは塩ラーメン（800円）、お腹が空いていたので餃子をつけたうえに半ライス（100円）も注文。スープはもちろん完飲いたしました。どうか、宗家一条流がんこラーメン八代目直系 町屋店が末長く繁盛しますように（縁起でもないけれど、もし仮にこのお店が無くなってしまったら、がんこの味からかなり遠ざかってしまうことは必至）。