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コーディングWebアクセシビリティ

手元に届けられた『コーディングWebアクセシビリティ』見本誌

BAの太田さん、伊原さんが鋭意執筆中の書籍、『デザイニングWebアクセシビリティ』に先立って近々発売されるのが、『コーディングWebアクセシビリティ』。同書は『Apps For All: Coding Accessible Web Applications』の日本語訳なのですけど、『デザイニングWebアクセシビリティ』の副読本として何か良い(翻訳出版に価する)本はないだろうか? というご相談を昨年7月にいただいた際、自分が提案をしたのが『Apps For All』でした。まさかその提案が通り、太田さん、伊原さんが監訳をされるとは、当時は思わなかったのですが......そんな経緯というかご縁があって、帯に推薦コメントを書かせていただく貴重な機会を頂戴しました。以下は、そのコメントの引用です:

Webデザインの現場において、HTML5の採用やマルチデバイス対応が必須となりつつある昨今「アクセシビリティについて学びたいのですが、良い書籍を知りませんか?」そんな質問を受けたるたび、回答に苦慮していました。本書は、そんな私の悩みを解消する福音であり、また今後求められるであろうWebアクセシビリティ対応、特にWAI-ARIAの活用について学ぼうとする全ての人々にとって、素晴らしい手引きとなることでしょう。

そして昨日のことですが、『コーディングWebアクセシビリティ』の見本誌が手元に到着!編集を担当された岡本さん、ありがとうございます。とてもカラフルでポップな表紙、手に取りやすく重すぎない装丁、読みやすい本文の文字サイズと行間......いずれにも親しみ易さ、取っつき易さへの配慮を感じます。ポップといえば内容というか書きっぷりも(海外の書籍によくありがちな?ジョーク含め)ポップな感じで、僕の知る限りでは過去のWebアクセシビリティ関連書籍とは一線を画す印象。もちろん帯デビュー(謎)も確認。これからWebアクセシビリティなりWAI-ARIAについて学んでみようかしら、という方々には打って付けの、今風な手引きに仕上がっていますので、Webデザイナー/Web開発者の方は是非チェックしてみてください。

ちなみに昨日といえばAccTalk #1があって、その場に太田さんもいらしていたので、見本誌を手にして嬉しそうなところを写真に撮らせていただきました。伊原さんともども、大変お疲れさまでした......次はいよいよ『デザイニングWebアクセシビリティ』ですね。がんばってください!!

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