Karelia SoftwareがPotion Factoryを買収
著
いやぁびっくりしました。今朝会社に着くなり目にした、@thehitlistのつぶやき。そこにあったリンク先、Potion Factoryのサイトのトップページには、Karelia Softwareに買収された旨を伝える文章が掲載されていたのです。Potion Factoryといえば、GTDツールであるThe Hit List(以下「THL」)の開発元として自分には馴染み深い会社。今でこそデバイス間の同期にかかるコストをケチってTHLを使ってはいないものの、その将来やいかに?と思いながら読み進めたところ、
Looking forward, things are bright from where I stand. What this means is that The Hit List, Tangerine, and other Potion Factory software will have access to more engineering resources. It also means that our customers will get more timely answers to technical support questions.
というくだりが。なかなかアップデートがなされなかったり、にもかかわらず開発者がユーザーと積極的にコミュニケーションを取ってくれなかったせいでThe Hit List Users - Google Groupsが荒れたりした時期もあったけれど、どうやら今回の買収はTHLの将来にとって明るい材料っぽい。その点は、Karelia SoftwareのBlog記事『Karelia welcomes Andy Kim & Potion Factory to the team | Karelia Software』を読んでも、そんな気がします。提案を受け付けるよ!とのことでしたので、早速自分はTHLに関し
- ユーザーとの密なコミュニケーション
- より新しいバージョンのOS XやiOSへの対応(=より頻繁なアップデート)
- iCloud経由の同期機能
- シンプルかつクリーンなインターフェースの維持
の4点を提案させていただきました(紋切り型ではあったけれど、割とさくっとメールで返信いただけたのは好印象)。今年になってから、THLを使うことを一時は再検討しつつもOmniFocusへ回帰した経緯があるので、今後の動き次第ではOmniFocusからさらにTHLへと回帰することも考えるかもしれない。なにせ、THLならOS X版とiPhone版の両方のライセンスを持っていますからね(OmniFocusはiPhone版をまだ購入していない)。そういう意味で益々、THLの将来が楽しみです。