映画「宇宙兄弟」
著
7月2日の覚え書き。公開からだいぶ日が経ちましたが、ようやく映画「宇宙兄弟」をピカデリーで見ました。本当は前日、7月1日の日曜日に見に行こうと思ったのですが(ちょうと15年前の同じ日にスペースシャトルの打上げを見ていたこともあり)、サービスデーだかで割安で見れるために混雑してそうだったので、1日ずらした次第。まぁしかしテレビアニメ版を放映中ということもあるのでしょう、劇場公開が長く続いてくれて助かりました。いち時期は真剣に、折角買った前売り券が紙くずになるかと思ったもの。
テレビアニメのほうは、録画こそ続けているものの消化するだけの時間が確保できず、すっかり見なくなってしまって......ゆえに宇宙兄弟と言えば、専ら原作のコミックス版(とその連動企画みたいな位置づけのムック本)の印象。果たして映画版の出来映えやいかに......とやや不安に思うところもありましたが、映画は映画の完結した世界観が作られていて、決して原作レイプなどということもなく、最後まで普通に楽しめました。クライマックス近くで事故ったヒビトが朦朧としたなか目にした地球、あれは月面からの距離を考えればあり得ない見え方をしていて、さすがにちょっと「ないわー」と思いつつ、一種の幻覚という解釈をすれば納得できますし。
ちなみにこの映画、製作中にエキストラをTwitterなどで募った経緯があり、自分も二度だけ撮影に参加しています。最初は2011年4月24日、場所は品川近辺。二回目は同月30日、門前仲町近辺にて。映画のなかで自分だと気づけるほどはっきり映っているシーンがあるのか気にはしていたのですけど、無事に気づくことができました。当時の経験を詳細に書き記すことはできないけれど、貴重な体験になりましたし、DVDが出たら記念に買っておこうかな?と思っています。