@kazuhito
Kazuhito Kidachi's Personal Web Site Since 2000

Breaking Development Orlando 2012 DAY2

1日目に続き、Breaking Development Orlando 2012に参加したときの覚え書き。2日目の朝は、7時にSpace Shuttle DiscoveryがSCAに乗せられKennedy Space Centerを飛び立つ様子をNASA TVで見守ってからMelia Orlando Suite Hotel at Celebrationを出発。会場のGaylord Palms Resortまでは徒歩で片道40分、1日目といい天気が良くて助かりました(タクシーを使わない分、節約にもなったし、ちょうどいい運動になったかな)。ちなみにイベント終了後には、途中にあるIHOPで夕食。2年前にOrlando来たときにも利用した系列のレストランで、名物?のパンケーキをしっかりいただきましたよ。

Here Be Dragons: Mobile Web and the Enterprise
Jakob Nielsen氏の例のアレにはやっぱり触れつつも、エンタープライズ企業がモバイルにどう取り組むべきか、あるいは取り組ませるべきかというお話。パッケージソリューションにしろRWDにしろ一長一短あるなかで、やはり大事なのはFuture Friendlyな設計・実装であり、つまりは少し先の未来を見通す眼力ってことかな。スライドはHere Be Dragons: Mobile Web and the Enterprise // Speaker Deck
The Mobile Frontier
まったく気づかなかったのですが、Rosenfeld Mediaから出版予定の『The Mobile Frontier』の著者による講演だったのね。内容はちょいと抽象度が高めというか、モバイルに限らずにGUIとは、NUIとはっていうインターフェイスに関するもので、これからのコンピューティング全般について語っていたような。書籍もそうなのかしら?スライドはFinal virtual seminar_mobile_frontierにあるのと同じだと思われ。
Context Bloody Context
コンテキストを近眼視的に捉えるべきではない、かつまたステレオタイプにとらわれてもいけない、という話からスタート。デバイス、環境、時刻、活動、個人、場所、ソーシャルという7つの要素に分解してコンテキストを考えるうえでの要点を語ったパートは割と実践的で勉強になりました。
Rolling Up Our Responsive Sleeves
RWDといえばこの人、なEthan Marcotte氏による講演。カオスとは自然なもので、それに対し秩序は人類の夢だ、というフレーズは印象的。あとは、メディアクエリー使ってないパターンというのが、実はメディアクエリーを使った最初の例だ?みたいなフレーズも記憶にあるけど、日本語にするとややこしい(英語のほうがスッキリ理解できる)。カラムにフォーカスしすぎることなく、コンテンツに再フォーカスしようとの主張には同意。
Resonance: A Mobile Design Ethos
Steve Jobs氏のシンパかどうかはさておき、Jobsはすべてを変えた、Jobsから何を学ぶべきか?てなトピックスからスタート。どちらかというとデザイン全般に関するお話でした。ビジネスゴール、ユーザーゴール、テクニカルゴールが織りなす三角形の中心にスイートスポットがある、とか。Metro UIがSeattleエリアのバス案内が由来というのは初耳でした。
This Web Goes to 11
モバイル端末を目にしたとき、デザイナーは何を見る?画面幅に注目する?いやいやそれだけじゃだめだよ、ということで、ネイティブ技術(何)をいかにWebに持ち込むか/持ち込めるか?というようなお話。APIの標準化動向やその実装状況を踏まえると、結局のところプログレッシブ・エンハンスメントだよね!という結論か。最後はFacebookの中のひとらしくringmarkCore Mobile Web Platform Community Groupの紹介でシメ。
Reset the Web
Webは生まれてからまだ8,000日も経ってない、次の8,000日をどう迎えるか?みたいなテーマ。Steve Jobs氏の言葉を紹介しつつ、まずどのように今日の状況へと私たちは到達したのか?ハードウェア、通信、Webの各レイヤーにおけるイノベーションが相互に影響してきた様を紹介。やがてWebサイトはインタフェースとなり、すべてをつなげていく......そんな大きなテーマの割に、最後に登場するアイデアはいずれもちょっと粒度が違いすぎる印象を受けました。とはいえ個々の要点には同意で、これから考えて行かなければならないのは確か。スライドはReset the Web
現在地:ホーム > 覚え書き > 月別アーカイブ > 2012年4月 > Breaking Development Orlando 2012 DAY2
Google カスタム検索を利用しています