小谷美紗子 弾き語りライブ -ピアノとベース-
著
さすがは師走、あっという間に時間が過ぎ去ってしまって、ほぼ一週間も前のイベントの覚え書きなのですが……。12日の日曜日、小谷美紗子(@odanimisako)さんの弾き語りライブ -ピアノとベース-に行って来ました。会場は晴れたら空に豆まいてっていうちょっと不思議な名前のライブスペース。代官山なんて滅多に足を運ばないので、微妙に迷いつつも開場10分前に着いてみれば、地下の入り口に向かって階段沿いに長蛇の列。ちゃんと整理番号(自分は63番)順に入場できたのですが、ちょっと焦りましたね。そして前から4列目くらいのステージ向かって右端(ただし壁際ではない)に着席、ホットワインを飲みつつ開演を待ちます。MCで聞いた話だと、なんでもチケット発売開始から1時間で完売!したとか。こじんまりとした小さなハコ(そのぶん間近に小谷さんの歌声を堪能できたけれど)で、しかし独特の雰囲気あるライブスペースでした。
タイトルにあるように、今回は通例のトリオと異なる、ある意味とっても新鮮な構成。そして個人的に嬉しかったのは、何曲かはベースも抜きで(つまり小谷さん一人の弾き語りで)歌ってくれたこと。とりわけその弾き語りスタイルで初っ端にデビュー曲『嘆きの雪』を持って来たあたり、ぞくぞくしました。無論、ピアノとベースとの掛け合い?こそおそらくは今回のライブのウリであり、聴き所でもあったでしょうが、ヒロさん(@hiroobass)の弓弾きが特に刺さりました。ご本人曰く、弓弾きは難易度が高いらしいのですけど、今後のライブでも聴かせていただけると嬉しいなぁ。MCのほうも、最近お亡くなりになった阿部登さんの思い出話といい、Twitterの爆笑エピソードといい、とても印象に残る内容だったと思います。小谷さんが一発屋(何)のような売り出され方をすることなく、息の長いアーティスト(それこそ元PSY・SのCHAKAさんみたいに)として活動してこれたのは、阿部さんのおかげだったのですね……。ありがとうございます&ご冥福をお祈りします。
セットリストは以下の通り(小谷美紗子弾き語りライブ −ピアノとベース− - まてぃの徒然映画+雑記 - 楽天ブログ(Blog)より引用)。今回のような小規模のライブスペースでの弾き語りがあれば、是非また「執着(これ今回のライブのキーワードね)」してチケットをゲットし、小谷さんの歌声を聴きに来ようと思いました。
- 嘆きの雪
- 街灯の下で
- STAY
- 惜しみなく愛を
- 雲のように
- 火の川
- オオカミ
- Quarternote
- 明日からではなく
- 真(君の未来に捧げるうた)
- 消えろ
- 手紙
- 空が藍色になるまで(※アンコール)
- 眠りのうた(※アンコール)