H-IIB F2/HTV2の打上げ、見に行きます

2010年11月14日 著

先週の水曜日（11月10日）、H-IIBロケット2号機による宇宙ステーション補給機2号機（HTV2）の打上げについて、その詳細が発表されました。この手の発表は宇宙開発委員会の開催される水曜日と決まっており、かつ以前からNASAのサイト上では先行して掲載されていた1月20日という日付からして今週かなぁと思っていたら、まさにドンピシャのタイミング。

打上げ予定日

平成23年1月20日（木）

打上げ予定時刻

15時29分頃（日本標準時）

打上げ予備期間

平成23年1月21日（金）〜平成23年2月28日

幸い、打上げ予定時刻が午後の昼間の時間帯でしたので、息子を連れて打上げを見に行くことが確定。早速、かねてよりそれを実行に移す場合に現地ドライバーをお願いする予定をしていた@summerwindさんと連絡を取り合い、行動を開始。

種子島には19日に移動、遅くとも23日の日曜日には東京に帰ってくるスケジュールとし、勤務先には19、20、21日の三日間で休暇をいただく申請を行いました。流木の影響を被るのは二度と御免（絶望が歓喜に変わるタイムライン参照）とばかりに、往路は絶対に飛行機で行くこととし、航空券とレンタカーの手配は@summerwindさんにおまかせ（まだ比較的空いていたらしい）。僕は宿の確保を担当したのですけど、数軒電話をしてみて既に南種子町の宿は埋まっているっぽかったので、種子島宇宙センターからはちょっと遠いけど中種子町に探索先を変更……某ビジネスホテルに無事2部屋を確保。ちなみにこのホテル、種子島宇宙センター　H-2A打ち上げ見学マニュアルというページによればランクB（謎）らしい。航空券のほうも、その日の夜には（Skypeで相談をしながら）予約を済ませました。あとは打上げ準備の順調な進行と、当日の良好な気象条件を願うばかりです。H2A/H2Bロケット打上げレポートさんの記事にあるように

ちなみに、これまでにH2A8号機と15号機が1月の打上げでしたが、いずれも悪天候による延期が発生しています。「晴れ間は長く続かない」というのが冬場の特徴で、氷結層が悪さをすることも多いですね。

というのが心配。もっとも@summerwindさんと一緒に打上げを見に行って、過去にまだ一度も延期で見れずじまいになったことが無く、つまり験担ぎを兼ねての同行という意図もあるのですがw あと、まったく関係ないけれどHTVの愛称が「こうのとり」になったのは、個人的には微妙だなぁ。その微妙さはさておき、Twitter宇宙クラスタの反応が面白かったので、興味のある方はTogetter - 「宇宙ステーション補給機（HTV）の愛称選定について反応する人々」のご一読を。