BE READY 5 for the new Web market
著
8月31日の覚え書き。アドビ システムズ主催による、BE READY 5 for the new Web marketというイベントに参加しました。会場は、アドビ システムズのオフィスから目と鼻の先にあるゲートシティ大崎ゲートシティホール。定刻の17:30を過ぎてもなかなか席に座れなかったり、席に座った途端に今度はイー・モバイルが圏外であることに打ちのめされたりしました。まぁ、個人的に一番聞きたかった最初のセッション「マルチデバイス時代に向けてのYahoo! JAPANの取り組み」をしっかり聞けたし、質問をしてアドビ システムズのグッズ(ブレスレット型のUSBメモリ!)をいただけたので、満足しましたが。本日時点ではまだスライドが公開されていないため(Ustreamの録画はyahoo, yahoo cs5wp on USTREAM. How-toで公開されていました)、一部不正確なところもあるかもしれないけど、以下Session 1で気になったことの覚え書き:
- スライドはslides.html5rocks.comのものを流用
- 以前のトップページは情報を一画面に収めるコンセプトだったけれど既にやめている
- iPhone向けサイト設計時の3つのポイント
- デバイスの特性を知る(操作性:タッチ領域)
- iOSのデザインを積極的に利用する(視認性&可読性:シンプルな構成、最適なサイズ)
- 新しい技術:HTML5を知る(表示速度:容量削減、キャッシュ、オフライン対応)
- iOSのデザインを利用することは、操作上の敷居を下げることにつながる
- タッチ領域は29px × 29pxを最小値としている(iOSのUIパーツが実際そうらしい)
- 視覚上のタッチ領域とタッチ可能な領域は必ずしも一致させる必要は無い
- 画面が下から上にせりあがったり、左右に滑るように切り替わったりという効果は、CSSのtransform使ったほうがYUI/jQueryよりスムーズ
- CSSのみによるグラデーションはiPhone4で見ても奇麗!
- Android対応については実機検証しながらナレッジを今ためているところ
- メディアクエリーが使えない?(=JavaScriptでがんばる)
- アニメーションが重い
- タッチの精度が悪い
- そもそも仕様書がない
- HTC Desire、viewport metaで拡大止めることができないらしい?
- (僕の質問に対して)新しいデバイスが出るたび検証機として買い集めていて、いまのところスマートフォン向けにはワンソースで対応中
なお、イベント終了後には会場で合流した@kechinoさんと共にヴァージンカフェ大崎にてヒューガルデン ホワイトを美味しくいただきましたとさ。( [ 2010-09-08 追記 ] スライドがマルチデバイス時代に向けてのYahoo! JAPANの取り組み (Yahoo! JAPAN Tech Blog)で公開されていました。)