SXSWi 2009 4日目
著
2009年のSXSWi、僕にとっての最終日(3月16日)についての覚え書き。
- The Invisible Web and Ubiquitous Computing
- 既に先行して別のエントリとして紹介済みではあるけれど、冒頭で流されたFuture Vision MontageとSixSenseの映像は初見だったこともあり、インパクトがありました。世界中がスクリーンであり、またインターフェイスとなりつつあるという流れが、VRの対極という視点は納得。いろいろ問題は提起され、それぞれに興味深いとはいえ、この不可逆かつ急速な流れのなかで解決への道筋をみつけるのは簡単ではなさそう。
- Browser Wars III: The Platform Wins
- 例によって?Appleからの登壇者はナシ。今や最もクローズドな印象を受けるブラウザベンダーになってしまっているのは承知の上での判断なのか、が大いに気になるところ。個人的にはBrendanのIE6のシェアに関して「Still too high!」と口走ったり、JavaScriptのパフォーマンスの話題で「Testing is boring.」と発言していたのが耳に残った感。最後の質疑応答(特にJeremyからのChrisへの質問)でようやく盛り上がったけれど、やはりこのパネルの時間は短すぎる……いくつか、言及エントリを発見:
- Wired Antarctica: Bringing Science to the Web
- すみません、単に南極に関連しているからって理由だけで聞きに行きました。ほかにこれといって参加したいパネルのちょうど無かった時間帯でしたので。ただ、予想以上に専門的な内容だったので、理解がちょっと追いつかなかったです。無念。
- WaSP Annual Meeting 2009
- ちょっと順番は失念してしまったけど、Education、Microsoft、Adobe、Accessibilityの各タスクフォースとILGのそれぞれから、昨年の取り組みとか今後の予定などを発表。既にリリースされたIE8におけるモード切替の解説とか、あとはWaSP InterActの発表が比較的目立った感。終わってからのAaronのつぶやきが妙にツボでした。