鳥人間コンテスト観戦Tips
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番組放映も終わって、完全に終止符の打たれた今年の鳥人間コンテスト(以下「鳥コン」)ですが、来年は現地で観戦してみたいと思った人向けに、Tips(というほどでもない)を書いてみます。ほかに思いついたことがあれば、適当に後で書き足します。質問があればコメント欄にどうぞ。
- 開催場所
- 鳥コンは例年、滋賀県彦根市の松原水泳場で開催されます。遠方より観戦に出向こうという人は、早めに計画を立てることをオススメします。
- 開催日程
- 近年の鳥コンは、7月最終週の土日の2日間を使って開催されることが多いです。出場希望者向けの説明会が催される1〜2月頃に、そのアナウンスと共に確定した日付が告知されますから、読賣テレビのWebサイトに注視しましょう。
- 土日の両日ともに朝から競技が開始されます。ちなみに2008年は土曜日(人力プロペラ機タイムトライアル部門、滑空機部門)が8時、日曜日(人力プロペラ機ディスタンス部門)が6時の競技開始でした。時間には余裕を持って出かけると良いと思います。
- 宿泊場所
- 彦根市内の宿やホテルのなかには、出場チームや団体で観戦する人々からの予約により、割と早い時期から鳥コン当日やその前後が満室になってしまうものもあります。心配であれば、開催日程が公表され次第、早めに問い合わせ等を行うと良いでしょう。松原水泳場周辺の宿泊施設や彦根観光協会提供の宿泊施設情報などをご覧ください。
- 現地での移動
- 彦根駅、それに開催期間中に設けられる臨時駐車場、そして松原水泳場のあいだを、無料のシャトルバスが運行します。彦根駅から松原水泳場までは、歩いても1時間もかからない程度の距離ですし、タクシーに乗っても大した金額ではないでしょうが、電車で現地に向かう方はこれが便利かもしれません。流しのタクシーはそう多くないし、炎天下を長時間歩くのはアレですからね。車を持っていない方にとっては、折りたたみ式自転車を持参するのが最強かと。
- 機体見学
- 競技開始の1〜2時間くらい前に松原水泳場に到着できれば、組み立て中の機体を見学することができるかもしれません。ただし、機体に無断で過度に近づいたりしないこと、見学を希望する場合にはそのチームに属していると思しき人に一声かけて是非を確認する等、注意が必要です。競技を目前に控え、たいていのチームが慌ただしくしているハズですから、遠目に機体を眺める程度にしておいたほうが無難でしょう。
- 観戦場所
- 基本的にはどこからでもご自由に、ということになりますが、ベストだと思うのはやはり大会運営側が用意してくれる大観覧席です。プラットフォームから離陸する機体をほぼ真横から眺めることができ、また視界の外に機体が飛んで行った後も、オーロラビジョンで湖上からの中継を見れます。会場アナウンスの声もよく聞こえますし、各チームの熱い応援の様子も目の前で堪能することが可能です。
- 観戦時の持ち物
- 双眼鏡、それに日射病を避けるための帽子や水分、日焼け止めは必要かなと思います。気象条件次第では競技中断もザラですし、そもそも1機を飛ばして次の1機が離陸するまでには結構時間がかかりますので、大観覧席を含め屋根の無い場所での観戦はご注意を。水分については、事前にコンビニ(松原水泳場近くにローソンがあります)で買い込んでおけば安心です。いちど大観覧席に着いたら、なかなか席を離れがたいでしょうから。なお、トイレは松原水泳場と平行して走る細い道路沿いにも、大観覧席近くにも仮設されます。