RAVEN見学

2007年3月17日 著

Seattle休暇二日目の覚え書き。午前10時少し前に宿を出てバス停へ。ダウンタウンへ向かうRoute 13のバスを逃して悔しがってたらすぐとRoute 1が来たのでとりあえずそれに乗って移動、Pike Place Market近くで降車。まだ早い時間帯のせいか、人影っていうか観光客もまばらでした。まずはStarbucksの1号店に入りオーソドックスにトールラテを注文。レジを打つ人がバリスタに紙コップを回転させながら放り投げるパフォーマンスは初めて見ました（受け取りに失敗するのも初めて見たけど）。そのラテを持参してお気に入りの公園、Victor Steinbrueck Parkへ。幸い天気が良かったので、Puget Soundやその向こうに雪を抱いた山々を眺めることができました。ベンチに腰掛け、人物ウォッチングを楽しみながらしばらくiPodで音楽を聴くことに（高田梢枝の歌う「秘密基地」とか聞きながら密かに、微妙にしんみりしてみたり）。そういえば10年前はiPodなんてなくて、持参したのは携帯CDプレイヤーだったっけ。
その後トイレに行きたくなったのでトイレ探しの旅へ（そのまんまだな）。手っ取り早くWestlake Centerで用を済ませ、海外に来たときの楽しみのひとつである書店チェックへ。近くのビルにそこそこの大きさのBORDERSがあるのは知っていましたが、店内のレイアウトはさすがに変化していました（10年も経てばそりゃそうか）。Webデザイン系の本とか、息子向けの絵本なんかを物色したのですけど、これといって目立った収穫無し。そのかわりといってはなんですが、Michelle Tumesがニューアルバムを出しているのを目ざとく見つけてしまって衝動買い。MacBookを持参しているから、すぐiTunesに読み込めるしね。そしていざCentral Libraryへ！無線LANが無料で使い放題なのをいいことに、館内デザインそっちのけでネットに向かってしまい、あっという間にMuseum of Flightに向かうべき時刻に。できれば滞在中にもう一度来ようと思いつつ、2nd Ave.まで出てRoute 174のバスを待ちます。しかし待てど暮らせどバスが来ない。結局30分近く待たされました……昼飯も食べずに。同じ時間だけ、待ち合わせを約束していたPaulを待たせることになってしまったのは、申し訳なかったけど。
Museum of Flightでは、まずGossamer Albatross IIと再会してから、屋外展示場の片隅に置かれていたRAVEN Projectのトレーラー（RAVEN Transporter）へ。最後の試験飛行で小破して以来そのまま保管されているRAVENの機体各部を見学させてもらうのです。見れる限りすべてのパーツを2時間近くに渡りじっくり拝見しました。一部自分が製作に携わったものもあるので、なんともいえない気分。なお、全体的に損傷の程度は修復可能なレベルだけど、Paulとしてはそれをやる気は無いとのこと。反省点を踏まえて新規に作り直したいそうです。写真はとりあえず沢山撮ったので、興味のある方はFlickrのSeattle 2007 Setを見てください。Museumに戻ってから土産物店でようやく息子向けの絵本（もちろん宇宙関係ね）をみつけ3冊購入し、また10年のあいだに新規に加わった展示エリアをざっと見てから、Randy's Restaurantで遅い昼食兼早い夕食を取りました。店内には飛行機グッズが数多く展示されているのですが、実は黒く塗られたRAVENの模型もちゃんと天井から吊ってあって、ちょうどその下のテーブルがゲットできたのはラッキーでした。