国際宇宙大学壮行会'06
著
出張先から帰国したその日から嫁さんが風邪をひいてしまい、なかなか当覚え書きを更新する時間も取れないような状況ではありますが、イベントものについてはやはり日にちが経ってしまうと書きにくさが急激に増してしまうものなので。月曜日、つまり19日の夜に今年国際宇宙大学(ISU)に参加される方の壮行会が催されました。自分は成田に到着する時刻次第では遅刻してしまいそうだったから、もともと申し込んでいなかったのだけど、諸般の事情により急遽参加することにしました。そういうわけで、空港から直接会場の日本宇宙フォーラムに直行。あまりにも順調に大手町に着いてしまったものだから、スタバで1時間ぐらい休憩することができたほど。
今年、夏期セミナー(SSP)に参加される学生さんの数は8名。なんと、僕の参加した'97当時の人数(7名)を上回るまでに「復活」したのです。少し前までは2人とか3人とか、そんな状況が続いていたと思うので、これは凄いことだなと、単純にそう思いました。ただし、日本における、あるいは宇宙業界における景気回復を反映してのものかというと、必ずしもそうとは言えないのではないでしょうか?というのも、参加者の内訳をみたときに、大学院生または大学生の肩書きをもつ方が実に7人もいるのですよ。つまり企業等から派遣されるのは1名のみってこと。
経験上SSPでは誰しも、短期間とはいえ相当にエネルギッシュな時間を過ごすことになるでしょう。個人的には、少しでも若いうちに参加されたほうが得るものも大きいように思っているので、今年参加される若き学生・院生の皆さんには参加できること自体を心から喜んで欲しいと思ったし、また現地では精一杯楽しんで来ていただきたい、と思いました。会の途中、国際宇宙大学日本卒業生会(JASI)会長の山中さんからコメントをふられてしまったときにも、確かそのようなことを偉そうに口走った気がしますが、正直酔っていたのであまり正確に覚えていません。