雑誌「スカウト」
著
なんでも大型台風が関東を直撃するそうで、今日は早々と定時退社。でもってその帰り道にキオスクで衝動買いしたのが、リクルートから発売された雑誌「スカウト」。「20代、30代からを考える。大人の仕事計画」というサブタイトル以上に興味を持ってしまったのが、「20代から始めるハーフリタイア実行計画」てな特集のタイトル。電車の中吊り広告を見ていて、これはちょっと読んでみたい雑誌だなと感じたのです(そういえばキオスクで雑誌を買うこと自体凄く久しぶり)。
少なくとも自分は「仕事から足を洗う」という意味のハーフリタイアなるものを望んでいるわけではありません。もし何かが起こって(それが何かはどうでも良いことですが)一生家族を養うのに困らないだけのお金を濡れ手に粟で手に入れたとしても、きっと仕事は続けるでしょう。辛いこととか嫌なこと、苦手なことは多々あるにせよ、なんだかんだ言っても好きで続けてきた仕事ですから。むしろ仕事を完全に止めようものなら、なんとなく罰が当たりそうだし、ただでさえ動きの鈍い脳味噌が一気に活動を停止してしまいそうで怖いです。結局のところ、仕事を放棄する意味でのリタイアに対して完全な対極に位置しているのが今の自分とも言えますが、そうであるがゆえに、そういう選択肢なり人生がこの世の中に存在する事実を知っておくべきかなと。そんなことを無意識のうちに感じて興味を持ったのかもしれません。
で、実際に雑誌を読んでみたところ、ここでいうハーフリタイアの定義は仕事偏重型の生活から脱して、自分のライフスタイルを確立しながら、生活を楽しむために仕事している人
、とありました……なるほど。今の僕の仕事内容って、おそらく半分もしくはそれ以上が趣味もしくはその延長上の何かでもって構成されているという、ある意味非常に幸せな状態ではあるものの、実際問題としては生活のために続けざるを得ない、もっともっと頑張らないといけないという側面やプレッシャーを捨て去るまでには達していません。単に考え方、捉え方の問題かもしれませんが、先に引用した定義としてのハーフリタイアは、目指す価値があるかもしれないなぁ。