「企業サイトWebアクセシビリティ向上セミナー」第2回
著
ユニバーサルデザインフォーラム主催「企業サイトWebアクセシビリティ向上セミナー」の第2回に参加しました。会場の日本経済社が東銀座駅から近かったので、早めに会社を出て昼食は一風堂銀座店で赤丸ランチセット。平日の昼間に来たのはもちろん初めてでしたが、やはりセットメニューはお得でウマーですね。ギョーザの大きさがちょっと可愛すぎるかな?って思いましたけど、替玉を頼まなくてもしっかりお腹一杯になりました(胃袋小っちぇえー)。
セミナーでは、まず最初に日立製作所の本宮氏が「日立グループのWebサイトのアクセシビリティ向上のための取組み」というテーマで講演。休憩を挟んで次に「大手行として初のホームページのアクセシビリティ対応」というテーマで三井住友銀行の田中氏が講演をし、両講演者に加えインフォアクシアの植木さんの御三方によるパネルディスカッションと質疑応答が続きました。ディスカッションというタイトルとはいえ、植木さんからの問いかけにそれぞれ1対1で答えるというだけ。本宮氏と田中氏の間での積極的なやり取りというのは無くて、残念ながら議論というスタイルには程遠く、掘り下げ方が不十分に感じられましたが、そのあたりはどうなんでしょう。業界が違えばこそ、互いの意見も率直に交換できるのでは?と期待したのですけど、やはり会社の看板を背負って来ている以上、難しかったのかもしれません。もっとも、今回に限らず「パネルディスカッション」という項目のあるイベントに参加して、満足した記憶を探すのが困難なのは僕だけでしょうか。とはいえ、CSUN 2005でのプレゼン「Making Large Commercial Sites Accessible "HP Shares Best Practices"」の資料を今さらながら目にすることができたのは、個人的には良かったです。本セミナーでは許可を取って植木さんが和訳したものが使われていましたが、後で探してちゃんと原文を読んでみようと思います(公開されていれば)。
ちなみに第3回は8月31日に開催、「評価されるウェブサイトとSEOの関係」ということでSEOソリューションズの住さんが講演されます。時期的に難しいですが、可能であればもちろん参加する予定です。