ブックマークの森
著
一体いつの間に・なぜ登録されたのかは知りませんけど、「ブックマークの森」というサイトに、僕のdel.icio.usブックマークが登録されていました。ブックマークの森とはソーシャルブックマークのブックマークだそうで、通常では探しにくいブロガーのブックマークをリンク集として集めて
いるとのこと。ブックマーカー一覧を眺めてみますと、日本のBlog界隈で有名な方とか、あるいは僕自身Blogをチェックしている方のお名前もちらほらあります。ただ、掲載基準というか掲載フローが明記されていないだけに、(そういう中に)自分の名前があるというのは、結構微妙だなぁと思ったりしました。
登録されているブックマーカーは、いくつかのカテゴリに分類されているようです。僕はというと、今のところ「カテゴリー分け準備中」というカテゴリに属していました(苦笑)。仕事上っていうか名刺上の肩書きはエンジニアにしてもらっているので(謎)、「エンジニア」カテゴリに入れてもらうようコメントするのが妥当かなと思いましたが、しかしこのカテゴリ分けが非常に不可解というか、不思議なのです。ブックマーカーという「人」の社会的属性、職能が基準とばかり思っていたら、 「ウォッチ」や「ガジェット」などという、ブックマーク対象のコンテンツに紐付けられていると思しきラベルがあったり、「イーナチュラル」っていう特定の会社組織のラベルがあったり。カテゴリ分類の基準としている情報の種類や粒度に違和感があります。そもそもブックマークの森にとってのビジネスゴールが何で、満たそうとしているユーザーニーズが何かというのが、このラベル群を見るに付け、謎に思えました。現状はまだソーシャルブックマークを単純に集約しているだけで、実はこれからもっと面白い企画なり便利な機能が実装されるのかもしれませんが。
ブックマーカーを軸とするか、あるいはブックマークされた対象を軸とするかで整理の仕方も見せ方も変わってくるでしょう。有名・無名を問わずに登録ブックマーカーを増やしていく方針においては(というか僕が登録されているんだからそうなんでしょう)、やはりブックマーク対象コンテンツでもって整理をし、そのうえでブックマーカー同士の趣味・嗜好における相関が可視化されたりすると、面白いのではないかと思います。