なぞなぞ宇宙講座
著
昼飯兼夕飯を食べてから、新宿ロフトプラスワンへ。今宵のイベントは「なぞなぞ宇宙講座」です。ロケットまつり6に参加したとき以来楽しみにしていたトークライブ。出演はJAXAの野田司令、そして聞き手が反物質萌え女優(謎)の藤谷文子さん、メディア・アーティストの八谷和彦さん。野田司令といえばMYCOM PC WEBのストリートインタビュー第182回「日本初の有人宇宙飛行を目差す宇宙機エンジニア(2)」を読んで、実はサークルの大先輩であったことを最近再認識してみたり。
まずは「北京原人」「アルマゲドン」「妖星ゴラス」の3本の映画の一部を放映、ツッコミ入れまくり。「アルマゲドン」で隕石が落下してくる速度は明らかに音速に達していないねとか、最後に主人公が自爆するけど自分だったらきっとタイマーを作るよとか。妖星ゴラスで宇宙船の操縦席が全部進行方向を向いてるけどその必要性は無いし、むしろ人間同士が話すためには円卓がいいんじゃないの?とか。ためになった話としてはレーザーは大気中で(出力によるけど)発射時に本当に「バシュッ」という音が出ること等。一番ウケたお話は、W宇宙飛行士とH宇宙飛行士が同じロボットを見ても「目玉おやじ」「ハロ」とまったく別のモノをイメージしたという逸話。その後、八谷さんの手がけているプロジェクト(特にOPEN SKY)の紹介がありました。八谷さんのお話を聞けば聞くほど、モノ作りをしていない今の自分がどことなく不甲斐なく感じられ、と同時に氏の情熱に激しく感服し、(さらには)製作資金一体はどこから調達しているんだろうとか、いろんな想いが駆け巡りました。最後のほうは、お酒飲み過ぎちゃってあんまり覚えてないんですけども(ぉぃ
八谷さんはOPEN SKYの次にはロケットを作りたいのだとか。野田司令も八谷さんとのコラボレーションにはかなり前向きなようで、御二方がきっと近い将来「何か」をやってくれそうという予感に包まれながらイベントは終了。どんなシナジーが生まれるのか……いやぁ楽しみです。