小谷美紗子「adore Tour」東京公演
著
小谷美紗子さんのadore Tour東京公演に行ってきました。会場のSTB139は初めての場所でしたが、なんか座席が勝手に決められてしまい、しかも見ず知らずのヒトと対面で座らざるを得なかったのは、人見知りの激しい自分としてはちょっと窮屈な感じがしました。しかし、場所的には(整理番号が92と遅めだったにも係わらず)ピアノを弾く小谷さんの手がしっかり見える、最前列から6列目を確保できたんで、良かったかなと。
3曲目にして「嘆きの雪」を披露してくれたのは個人的にはやはり嬉しかったです。そういえば先日のインストアイベントでも歌ってくれたけど、最近は割と積極的に昔の歌も前面にプッシュしている感があります。途中、ピアニストの梶木良子さんが登場し連弾で聞かせてくれたのは良かったなぁ。これは多分、東京公演だけの特典だと思います。お2人の腕がクロスしながら宙を舞う様を間近に見れたのは、妙に得した気分。5曲目のQuarternote、前奏からはそれだとわからかったです……10曲目のオオカミ、前半はピアノを弾かずに観客の側を向いて歌ってくれたスタイルは新鮮でした。MCでは、同じ場所で同じ時間を過ごすのが運命のようだとか、ライブの都度これが最後ではないかという気持ちになるとか、そういうお話。どうでもいいけど小谷さんのタンブラー、変わったんでしょうか。今までだとピカピカ光る系の赤いタンブラーを愛用していたと思うんですが、花柄模様になっていました。
毎度思うことですが、デビュー以来変わらず応援し続けられるアーティストがいるというのは、個人的には稀有なことだと感じているので、ゆえに自分にとって小谷さんの音楽はとても貴重だなと思います。だって、人は変わり続けるものだから。そういう意味では、小谷さんの歌は自分の音楽の嗜好における本質と良くフィットしているのではないかと思います。
以下、曲順をメモしておきます。間違っていたら指摘してください>誰
- Off You Go
- 割れる笑顔
- 嘆きの雪
- アイシテイルノニ
- Quarternote
- 生けどりの花
- 子供のような笑い声(弾語り)
- 儚い紫陽花(弾語り)
- Tellus Mater(梶木良子さんと連弾)
- オオカミ
- カラカラのブルース
- 照れるような光
- まだ赤い
- 火の川
- 雨音呟く(アンコール、弾語り)
- とりあえず今は泣いてしまおう(アンコール)
- Mother(アンコール)