Re: NASAとSTS114シュミレーション！！(大興奮)

2005年6月9日 著

4月に開催された日本の宇宙開発50周年記念講演の打上げでお会いした村木さんのBlog「宇宙開発・松下村木塾」のエントリ「NASAとSTS114シュミレーション！！(大興奮) 」を読んで。失礼ながら、読むにつれ昔の自分が思い出されるようで、なんというか懐かしさも感じましたし、また村木さんのように情熱をもった人が働いている職場というのは素晴らしいなと思いました。別に僕の職場に情熱をもった人がいないということでは勿論なくて、いち宇宙ファンとしては、そういう属性の人がたくさん宇宙開発に携わっていて欲しいし、またその情熱をいつまでも維持してくれたら嬉しいなぁと、ただそれだけの話です。
ところで、世の中的には「好きなこと」を「仕事」にできている人って、どれぐらいの割合を占めているんでしょう。最初は「嫌い」であっても、続けていくなかで「好き」に変わる場合だってあるでしょうけど。こと宇宙業界においては、なんとなく「仕事」＝「好きなこと」な人の割合が高そうな気がしますが、それは僕の勝手な思い込みであり、願望かもしれません。ちなみに僕は自分が本当にラッキーだなと思うのは、過去に3度（出向も含めれば4回）転職してきたいずれの環境においても、それなりに自分の「好きなこと」に仕事として携わることができている、ということです。もちろん自分の願望を100％満たす職場というのは、なかなか無いわけですけども……人間関係等の環境依存な要因をすべて省いたところで、眼前のタスクにどれだけ興味や関心があるかでもって、仕事の成否は決まるものじゃないかなぁ、と思っていて。
自分の子供が生まれてきたら、教育においてはやはり「好きなこと」を発見する手助けをしてやりたいと思うし、将来それを仕事と紐付ける能力を身につけさせたいと考えています。「仕事」＝「好きなこと」である状態は理想的だと思うし、人生をより豊かにするために必要なこととすら思っていますから。