子供を生む理由
著
「高橋がなりブログ 虎の声」の今日のQ&Aは、第一子の誕生を来月に控えている僕にとっては実にタイムリーな内容でした。曰く、「お子さんに、将来『私をなぜ産んだの?』と聞かれたらどうお答えになりますか?」というもの。そしてがなり氏の回答は僕が親にもらった愛情を、自分の子どもに、つまり、親のかわいい孫に、同じように与えてあげる
というもの。
彼の回答というのは、実は僕の感じていることとほぼイコールだったりします。親から受けたさまざまな恩恵を、わが子に与えていくことで、やはりどこか帳尻あわせをするというか、人生のバランスを保つということになるのかな、と。ほかにも思い浮かぶ理由としてはイロイロあるけれど……自分ひとりではなしえなかった事柄を達成して欲しいからとか、自分の見たことの無い景色を見て欲しいからとか、生命をリレーすることで自らの寿命に対する今現在の思考や発想を変えたいだとか、(それと関係するけど)僕がもしなんらかの理由で早死することがあっても嫁さんが寂しくないようにとか。考え始めると結構キリが無いし発散もするけれど、まぁ少なくとも「答えられない」なんてことは無いような。
ちなみに、質問文のなかで自分の老後の面倒を見てもらう為
っていうのがありますが、そういう目的は無いかなぁ。子供が自発的にそう考え行動するぶんには有難いと感じるだろうし少なくとも迷惑がらないと思いますが、どこまで親のエゴを強制して良いものか、難しいところですね。自分のというよりは、世界の、地球の面倒を見て欲しいです。どうすれば持続可能型社会が構築できるか、考えてみて〜。