JAXA CM@山手線
著
朝、会社に来る途中、山手線の車内でJAXAのCMが流れているのを目にしました。各ドアの上部に設置されている、小型液晶ディスプレイのお話です。内容的には、今夏スペースシャトルが打ち上げられること、それに野口宇宙飛行士が搭乗すること、そして国際宇宙ステーション計画に日本が参加していること、の3点にフォーカスしていたように思います。短い時間ながらも良くまとまっていて、映像的にも全然ダサくなく(これ重要)、無音なのが残念なほどです。格好イイBGMでも流れていれば、もっと好印象だったかもしれず。
実はその後、JAXAいはもとの宇宙を語ろう!いはもと版今日の話題の「山手線トレインチャンネル」というエントリで、CMが流れている媒体名がそういう名前であることや、2つのバージョンが前半と後半に分かれて5月いっぱい放映されるということを知りました。なかなか良いところに目を付けたなぁと思います……宇宙開発に対し漠然とした興味はあっても、そこから一歩進んで能動的にJAXAのWebサイトを訪れたりする層というのは割と固定化してきてるんじゃないか?という想いがあったので。多様なメディアからより多くの導線を引くというのは、STS-114に限らず積極的に推進していただきたいものです。
ちなみに、コスト的にどれぐらいかかるのかが気になってたんですけど、山手線トレインチャンネル(PDF)という資料に料金表が載っていました。枠としてはオリジナル番組提供枠、インフォマーシャル枠(JAXAのは多分これでしょう)、ステーションブレイク(SB)枠という3カテゴリがあり、それぞれ放映時期や車両編成によって異なる値段が付けられているようです。放映のみで約1千万ってところですか……是非その効果のあらんことを。