高橋メソッド
著
各所で話題になっている高橋メソッド。これ、全然知らなかったんですけど、有名だったんですかね。高橋征義氏の開発?した、プレゼンテーション手法だそうです。もしまだ知らないって人がいたら、リンク先のプレゼンを一通り見てみてください。特徴として挙げられているのが、巨大な文字と簡潔な言葉。とにかく見やすいし、必要以上に力強いw これなら講演会場の最後尾からでもよく見えるし(=アクセシビリティに配慮?)、プレゼンを作る側からしても実は結構ラクかもしれません。
ぱっと見、アニメのエヴァンゲリオンで目にした、極太明朝体のタイトル表記が思い起こされたのですけど。お笑いでこれに似た雰囲気の無かったっけ?と思ったら鉄拳でした。「こんな○○は××だ」っていうイラストをテンポ良く紙芝居の要領でめくりながら紹介していくのが彼の芸風だったと思いますが、なんとなくそれに近いものを感じました。見る側としては、1枚1枚がやたらインパクトがあるだけに、次の画面の内容に対しつい期待を抱き、見入ってしまうという点が共通項なのかも。「なぜか笑いを取りに行きがち」という説明があったけど、そういう意味では作り手側でも共通した何かがあるのかもしれない。見ている人により強く印象付け、話に引き込ませるために笑いは有効のハズだし。懸念されるのは、「より巨大に、より簡潔に」という思想の行き着く先が、インパクト勝負の様相を呈すこと。最終的にはプレゼン内容が正しく理解されないことにはアレだと思いますから。
今度機会があれば、自分も高橋メソッドを使ってみようと思います。ただし、実装はS5で。