「宇宙のわかる」Webサイト管理者への想い
著
先日、「JAXAの広報・教育活動について」というエントリで、例によって外野席に座っているのをいいことに勝手気ままな独りよがりを書き散らかしたら、black_nightさんからも5thstar管理人さんからも「復帰したら?」などと書かれてしまい苦笑。宇宙開発の世界は好きだしWeb構築の仕事も好きですから、復帰できるなんて機会があったら飛びつきたいのはやまやまですけど、今は「まだ」無理なのです。
かつて出向という立場でNASDAの広報室に復帰した際、僕はWeb標準の利活用を推進しようとしていました。その主たる目的はアクセシビリティの向上であり、広報という観点でもって宇宙開発の最前線に「最大多数に」リーチしてもらうという目的がありました。その過程において当時としてはまだ稀だった、CSSを積極的に使ったコンテンツ実装を、某制作会社の人々と共に実現しようとしたのです。多くの方々の尽力によってその目的はある程度は達成できましたが、しかし100%思い描いたようには実現できず、個人的には不満の残る結果となってしまいました。その要因には組織という壁のみならず、それ以上に自分の実力不足・スキル不足という壁に阻まれたという事実があったわけで。
今の勤務先では、主にそのWeb標準の実践とか普及啓発といった活動を担当させてもらっているのですが、つまり上記の苦い経験を踏まえて、二度と同じ徹を踏まぬ様今だ修行中の身です。もし3年後くらいになって自分なりの修行が達成でき、またその間に宇宙業界も順調に発展して「宇宙のわかる」Webサイト管理者が不足!!なんていう都合の良いお話があれば、そのときに復帰したいかも、なのです。