JAXAタウンミーティング

2004年12月12日 著

日本女子大学を会場に開催されたJAXAタウンミーティングに参加しました。残念ながら嫁さんは体調を崩していたので欠席。僕だけで高田馬場から歩いて会場まで往復しました。別に電車賃をケチったわけではなく、その昔よく歩いた道のりを久しぶりに歩きたかっただけです。面影橋とか、富士見坂とか。あまり変わってませんでした、人力飛行機を作ってた頃と。
会場（新泉会館）は150人入る規模だそうですが、ほぼ満席。会は「なぜ人類は宇宙を目指すのか」と「日本が宇宙開発において貢献できることは何か」というテーマで前半と後半に分かれ、的川先生と樋口理事がそれぞれプレゼンを行った後に会場とディスカッションをするという構成。しかしながら、どうも的外れな質問をぶつける人が多かったように感じられ、「議論」には程遠い内容に思えたのが残念でした。やっぱりいますか？、という感じでH-IIAロケットの一連の事故の原因とその後の対策を詰問する人がいたり、ヒューストンからテレビ会議システム経由で参加されていた土井宇宙飛行士に向かって「あると便利だと思うロボットって何ですか？」なんて本論と全然関係無いことを聞いてみたり。おぃおぃ、ちゃんとテーマ分かってる？此処はそういうこと話す場じゃないでしょ？と突っ込みを入れたくて仕方無かったですが、まぁ黙って聞いてました。実は僕自身、くだらない発言しちゃったしな（ぉぃ）。
アンケートに書きましたが、コーディネイターの方（今回は的川先生）にはもっとしっかり会場とJAXA側とが議論ができるような進行をお願いしたいところです。個々のテーマについて、果たして十分参加者と対話ができていたかというと、やはり不十分だったのではないかという気がしてなりません。Q&Aではないにも係わらずそういう時間が長かった、という点で反省なさっていたようですが。