文章の構造を定義する目的
著
Stylesheet-Stylebookサポートサイトの記事「アクセシビリティとCSS」を読んで思ったことなどを覚え書き。といっても、これを書いているのは実に11月28日(どうも最近リアルタイムに更新できず、溜めてからまとめて書いている次第)なわけでして、その間にyuuさんが「Re: アクセシビリティとCSS」のほうで詳細な対抗記事(謎)を書いているわけであり、今さら感タップリなのですが。
僕が読んでいて最も気になったのは、やはりHTMLの仕様にのっとって文章の構造を定義する目的は何なのでしょうか。それは、Webサイトをバリアフリーなもの、もっとアクセシブルなものにすること
、というくだり。構造というのは文章が書かれた時点で既にそれに付随して存在している(=定義済みである)ものであるはずでは?と思ったんですよね。HTMLでマークアップするかどうかに係わらず、文章とその構造は不可分な存在である、というか。
実際のところ、いざ構造の付随した文章をHTMLを使いマークアップするとして、ある構造に着目したときにそれにどの要素を用いるのが最適かという点で、悩んだり迷ったりすることはあると思います。その場合においても、文章そのものの構造とHTMLの仕様にある要素とを紐付ける作業というのは、引用元の記事にある文章の構造を定義
とは明らかに異なる作業なわけで、そういう意味で違和感が拭えなかったんですよね。まぁただ単にそれだけの話なんですけど。