電気クラブのロケット
著
京都府立工業高校電気クラブの部長さんが、部の活動として推進しているロケットの打上げを巡り、自身のウェブサイト「宇宙開発情報ステーション」でこの数日、心情を吐露していました。いわば、日本版「October Sky」を地で行く展開だったりするのかも?などと想像しつつも、いかんせん情報不足なため、何かを客観的に判断することなど到底できないなぁと思いました。
ただ、電気と名の付くクラブでロケットを作ることはおかしい
のか?といえば、決してそんなことは無いでしょうね。両者の相関がいかに重要なものかは自明。僕が気になったのは、学校(あるいは顧問の先生)側がクラブの活動や、活動を通じて生徒に学ぶことを期待する内容というのが、果たしてどのように定義されていたのかということ。それらと照らし合わせ、もし自身の希望と乖離が著しいようであれば、クラブの定義を少しでも実態や理想に則するよう変えていけば良いだけだし、或いは新たにロケットクラブなる存在を新設したっていいわけだし(こちらのほうが数倍エネルギーを要するだろうけど)。ただいずれにしても重要なのは、周囲と対立することでは決して無く、自らの意思を貫かんとする姿勢を明示し続けることではないかなぁと。
ともあれ、今は粛々と前向きにロケットに取り組んでいるようですし、良かったヨカッタ?10月2日の打上げ、事故無く安全第一で、成功裏に終えられることを祈念しつつ。