鳥コン2004 ON AIR
著
今年の鳥人間コンテストの模様がテレビ(「飛べ!飛べ!飛んだ鳥人間コンテスト2004イン琵琶湖」)で放映されました。夜7時からのON AIRに先立ち、午後2時25分からは午後3時20分まではその宣伝番組「今夜放送!鳥人間2004 『衝撃映像満載!今年の見所全部見せます』」も放映(若田宇宙飛行士のインタビュー映像が紹介されてたけど、わざわざヒューストンまで取材に行くだけの金があったのか?)されました。
午後の番組の中では、有力チームの今年の試験飛行の模様を目にすることができたという点が良かったと思うのですが……なんていうか、正直煽り過ぎだろー?とか思いました。番組のための番組であり、宣伝してナンボですから、仕方ないですけどね。でもって、夜の本放送を見たところさらにガッカリ。人力プロペラ機部門は、昨年の大会の映像を使いまわしマクリで、大会の不成立が視聴者に伝えられたのは番組が終了する5分前ぐらいだったという。
昨年の映像を垂れ流すぐらいだったら、フライトできなかったチームの機体やら努力の過程やらを取り上げてくれたほうがよっぽど良かったのに、と思います。台風という不可抗力の前に、折角の機会を失ってしまった人々の想いをもう少し番組側は酌んで欲しいものです。視聴率稼ぎはそりゃ第一だろうけど、各チームから映像の提供とかは受けてるんだし、それらの紹介にある程度時間を割く構成にだって出来たんでわ?