Von voyage, Voyager 1!
著
NASAのプレスリリース「Voyager Approaching Solar System's Final Frontier」が話題に。26年も前に打ち上げられた惑星・深宇宙探査機のボイジャー1号機が、いよいよ太陽系の端に到達したみたいだ、とのこと。そんな昔の探査機がいまだ機能していること自体驚きだけど、その現在位置も凄いことになってるな。
一部には、とっくに(2002年に)同探査機は太陽系外に脱出した、なんて説も出ています。そもそも太陽系ってどこまでよ?という話は割と古典的かもしれないけれど、一般的には太陽風の影響が「顕著に」確認できる空間が太陽系であるとされています。そして残念ながら、搭載されていた太陽風の速度を計測する装置が既に機能していないため、(同探査機が)太陽系の内側と外側のどちらに位置しているのかは、生き残っている他のセンサーから得られたデータから、間接的に確認するしかない模様。
個人的には、「いつ」という点についてはあまり気にならないです。それよりも、太陽系外にまで探査機が到達する(もしくは「した」)という事実こそが重要であり、また感動的なわけで。……引き続き、良い航海を願うよ。