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医者には書けない!認知症介護を後悔しないための54の心得

年の瀬に『医者には書けない!認知症介護を後悔しないための54の心得』を読了。著者は、Blog「40歳からの遠距離介護」で知られる工藤広伸氏。ご自身の大変なご苦労、ご経験を踏まえ記されたであろう内容だけに、たいへん参考になります。

認知症の介護は情報戦とも言われます。情報を多く持つものが認知症の人の症状を和らげるし、自身の介護ストレスを和らげます。

認知症の介護は情報戦とは初耳でしたが、なるほどなーと。Web/SNSを介した情報収集、情報探索は割と得意なので、遠隔で暮らす自分がいちばん貢献できる領域、手段はそこかもしれない。

認知症の人としっかり向き合うことができる自信があるならば、怒ることもよい

認知症の人に向かって怒らない、叱らないという話は割とよく見聞きしてきて、半ば常識とすら思ってきた節があるので、上記のフレーズは新鮮でした。もっとも、そのしっかり向き合うことができる自信というのが極めて重く、難しいわけですが。

認知症になると、他人の表情から気持ちを読み取る能力が低下するのですが、笑顔、つまり「相手が幸せか、幸せでないか」を読み取る能力は最後まで衰えないことがわかった

笑顔を見せることの重要性を示す、興味深い知見。実際問題として接するなかで笑顔を見せることが難しい場面、時間のほうが多いような気もするけれど......意識しておきたい。

認知症介護をする家族は必ず「4つの心理的ステップ」を踏む

今自分たちがどのステップに置かれているか、このあとにどういう段階は控えているかを知ることは、意味があると感じました。途中のステップにあって、いつまでこの状態が続くの?みたいな出口のないトンネル感を抱かずに済むというかな。

介護で自己犠牲を払うことが美徳と考えがちですが、そんなことは決してありません。頼れるものは頼る、使えるものは使うのが本当の美徳です。

個人差も大きいでしょうが、何を美徳とするか、その価値観のすり合わせが世代間でなかなか難しかったりするように思いますけど、繰り返し伝えるなかで理解を求めるよりほかない。

一貫性よりも柔軟性を、介護する側は持つ必要があります。

私は割と一貫性を重んじるタイプであり、そこから外れることに忌避感を抱くタイプなので......よくよく心して臨まないといけない。自分にとって、そのことを教わるという意義が、この先のプロセスにはありそうです(謎

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