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毎日がんばるあなたのための疲労学

書店の店頭で、著者が同じ『あなたを疲れから救う休養学』と横並びに陳列されていた、『毎日がんばるあなたのための疲労学』が気になったので購入・読了。

日本人は働きすぎだとか、働きバチだといった印象があるわりには、日本人はちゃんと休んでいる

確かに自分もなんとなく「そういう」印象をもっていたので、年間平均労働時間のデータは意外に思いました。もっとも、データの信憑性は正直わからないし(ちな出典はOECD)、労働時間以外の時間の多さがイコール休めているとも限らないとは思うのですけど。

ちゃんと休もうにも、どうやったらうまく休めるかを学ぶチャンスがない

確かにね......結局、単純に寝れば回復するだろうっていう、子供の頃からの成功体験? に依存しているような気がしなくもない。金融系の知識なんかもそうだけど、もしあまり取り入れられていないのなら、義務教育の一環で学べたほうがよいのかもしれない笑。

あえて軽い負荷を自分に与えると、活力が高まる

アクティブレストの考え方は、学生時代のトレーニングを通じて認識していたけれど、それを日常の疲労にも適用するというのは面白いというか、本書での一番の気づき。ただ肉体的なトレーニングと違って負荷の設定、塩梅が難しいです。

人間にはタイプA、タイプBの2つの心理タイプがあるといいます(図表4-4)。

ここ、明らかに記述がおかしいと思っていて、図表4-4には3つの心理タイプというキャプションがついているし、実際タイプA、B、Cという3つが表現されています。誤記なのかな?

1日に1時間でもいいですから、わがままになれる時間を確保すると、ストレスはずいぶん解消されるはず

自分がまさに今、修行しているところの「自分が完全にコントロールできるものだけから幸せが生じるようにする」のに通底する話。

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