日本旅行120周年記念プロジェクト We are going to the Moon!

2025年6月26日

今月6日に判明した、ispaceのミッション2における月着陸の失敗は、たいへん残念でした（ispace、ミッション2に関するご報告）。すでに要因は特定できたそうですし、ミッション3での着陸成功に向け一層、踏ん張っていただきたいところです（ispace、ミッション2軟着陸未達に関する技術要因分析を報告）。

ところで月に関しては、注目されているのか・盛り上がっているのか今ひとつわからないのですが、先月29日、＜日本旅行創業120周年記念事業＞あなたのメッセージを月へ送ろう！『We are going to the moon!』というプレスリリースを目にしました。

本プロジェクトは、創業120年の間、日本旅行を支えてくださった関係者と社員、そしてお客様への感謝の気持ちを力に変えて、そう遠くはない将来に人が月へ旅行する未来を願い、皆様から募集したメッセージを月面へ送り届ける取り組みです。

同様の取り組みは、これまでにも少なからず行われてきましたけど、2025年8月31日（日）まで募集しておりますとのことで、私も特設サイトにアクセス。月へ届けたい、あなたの夢や希望のメッセージ（50文字以内）を登録してみました。

登録後に届いた自動返信メールには、残念なことに自身の登録した文章が記載されていなかったので、備忘録として以下に覚え書きしておきます。ぴったり50文字ちょうどです：

宇宙飛行士やお金持ちばかりでなく、望めば誰もが宇宙から地球を眺めることのできる未来が訪れますように。

文字数制限がもっと緩ければ、もう少し長く正確に書きたかったんですけどね......たとえば、お金を払って宇宙に行く人々も宇宙飛行士を名乗る以上、「宇宙飛行士」ではなく「職業的宇宙飛行士」と書きたかった。なにせ月に送るものですから、「宇宙から」だけではなく「月から」とも書きたかった。「未来」なんて漠然とした期限でなしに、エゴ丸出しで「自分が生きているうちに」とでもしたかった......まぁ、仕方ありません笑。