神時間力
著
『神時間力』を読みました。よくありがちな自己啓発本なんですが、まさか小説? 物語風だったとは思わず買ってしまい、読み始めてから少し後悔。加えて登場人物の名前がダジャレだったり、ちょいちょい出てくる「クエスチョン・ターイム!」ってのが、生理的に無理でしたね......というのはさておき。
得たい結果が明確であれば、そこから逆算して、『何に投資すればいいか?』ということがわかる
まったくもって正論。しかし、そういう真面目な投資ばかりでは息が詰まってしまうのも、人間の本質的ないち側面だと思っていて。お金の使い方ってたまーに、痛くない程度に無駄遣い「も」しながら覚えていくものじゃないですか。なので、そこのバランスを取ることの重要性をこそ、訴求すべきじゃないかしら。
『忙しくて時間がない』は単純に時間を先に確保していないということ
連想するのは、「行けたら行く」がそもそも行く気がないのと同じって話ね。1日24時間というのは誰にも平等なわけだから、時間がない感覚とはつまり、為すべきことの優先度の付け方が甘いということなんでしょう、自戒を込めて言えば。そして時間の使い方が下手くそな自分にとって本書で一番の教訓は
時間を確保するうえで大事なのは、『いつまでにやる』という締め切りを決めるだけではなく、『いつやるか』を決めること
かなと。期限は割と決めれるけど、そこで安心(謎)してしまいがち。それで繰り返し、期限の直前になって夏休みの最終日のような苦い思いを味わうわけ(学習能力ゼロ)。あまりギチギチに「いつやるか」を決めても絶対にその通りにはならないから、柔軟に予定を変える余地も必要だけど、とにかく決めなさすぎるんだよなー自分は。今のままではまさに
自分が時間を投資して、得たい結果は何なのかを決めない限り、毎日の24時間の投資は『目の前のやらないといけないこと』や『娯楽』のみに流れていってしまう
なんてことに笑。選択肢も情報もいっぱいありますから、自分で考える前に選択肢や情報が迫ってきてしまう
という要因も確かにあって、少しずつ不定期に情報ダイエットをして対策するしかない。SNSとかYouTubeにアクセスする時間を減らすだけで、確実に使える時間は増やせるんだよな笑。