「産後の恨みは一生」云々

2024年8月30日 著

はてな匿名ダイアリーで微妙に盛り上がってる？「産後の恨みは一生」云々の件、興味深く（記事への反応も、また記事につけられたブコメも）読んでます：

• 産後の恨みは一生、らしい
• 産後の恨みは一生おじさんです
• 産後の恨みは一生おじさんと、未来のお父さん達に伝えたいこと
• 夫婦の家事育児負担について
• 「産後の恨みは一生おじさん」の、あんまよくないところ

恥を忍んで書くと、息子が幼かった頃に私は積極的な育児への参加をしませんでした。できなかった、ではなく「しなかった」。Web業界全体が成熟に向かい急速に変化するなか、勤務先もまた大小さまざまな変化に直面し......大変だったけれど、仕事が面白かったし楽しかったのです。必然的に、育児は嫁さんにほぼ任せっきりの生活を送っていました。

言い訳なら、仕事以外にもあります。古い昭和の価値観（ジェンダー含む）から長らく脱却できなかったこと、身近に見てきた両親の役割分担から受けた影響（これについては多分に私の誤解もある）などなど......まぁ、すべて言い訳ですが。結果、当時を後悔はしていませんが、現在に至るまで悩み苦しんでいるところがあります。

私もまた「産後の恨みは一生おじさん」の一人、控えめに言って同類であった。その事実自体は認めざるを得ないし、それに起因するあれこれは甘受しているつもり。切り替えるのに時間がかかったものの、私なりに家族に感謝しながら前向きに生きていこうと、もうそれしか考えていない。「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」とは、本当によく言ったものです。