西穂〜ジャンダルム〜奥穂 2024
著
8月2〜4日の覚え書き。昨年初めて歩いた、西穂高岳からジャンダルムを経由し奥穂高岳へと続く縦走路を、再び歩いてきました。当初はテントを担いで歩く覚悟でしたが、直前に穂高岳山荘に予約を入れることができ荷物を軽量化できたほか、天候に恵まれたおかげで、無事2度目の踏破に成功。写真は西穂〜ジャンダルム〜奥穂 2024 | Flickrにまとめてあります。
1日目(8月2日)
- 自宅を6時前に出発。上野から長野まではくたか551号で移動、長野からは普通列車で松本へ移動。
- 松本駅前のマクドナルドに入り、時間潰し。本当は1本早いバスで平湯温泉へ向かいたかったけど売り切れてたのよね。
- 松本バスターミナルから11:55発のバスで平湯温泉へ。少し遅れて到着、13:40までに乗り換え時間が10分しかなく、慌てて自動券売機で新穂高ロープウェイまでの切符を購入。
- 新穂高ロープウェイの第1ロープウェイに乗車する際、荷物券しか手元にないことを指摘される。慌てて自動券売機に戻るもあとの祭り、乗車券はなくなっていた。
- 幸い、レシートで改札をしてくれるというので、ことなきを得て第1・第2ロープウェイを乗り継ぎ西穂高口駅へ。晴れており焼岳はよく見えたが、西穂高岳の山頂は雲が被っていた。
- 15:06に登山道に入り、さくっと40分後には西穂山荘に到着。割り当てられたのは霞沢岳2号室の黄5番。
- 夕食の時間まで外で氷結を飲みつつまったり。待ちに待った夕食はもちろん美味しかった(豚汁が最高)。
- 食後、しばらく夕陽を眺めに外に出たけど、翌日に備え早々に寝てしまう。
2日目(8月3日)
- 3時には起床、外に出れば満天の星空。3:36に西穂山荘を出発......ちょっとヘッドランプの電池残量が心許ない(予備電池はもちろん持ってはいたが)。
- 3:52 丸山。うんと細い三日月が夜空に映える。4:30 独標、4:49 ピラミッドピーク、5:21 西穂高岳登頂。
- 5:33 P1、いよいよ危険な区間に突入。正月の地震の影響で崩れやすくなっているという話を前夜に聞いていたので、昨年に増して慎重に進む&鎖を信用しない。
- 6:26 逆層スラブ、6:37 天狗ノ頭。雲一つない好転が続き、遠方の雲海が美しい。もちろん富士山もよく見えていた。
- 7:52 空腹のため、広めの場所で弁当を広げる。エネルギーを充填してから程なく、ジャンダルムに到着(8:30)。途中すれ違った人から聞いていたとおり、頂上は風がなく穏やか。
- シャッターをお願いした方のアドバイスに従い笑、今年は天使を背負って記念撮影。その前に、普通に?天使を持った写真も撮っていただいたけど。
- ずっとジャンにいたかったけれど、そうもいかず。降りてすぐとルートをミスったけれど、落ち着いて復帰できた。このルートで道を誤り突っ込むと死ぬ。
- 9:30 馬の背、落ち着いてクリア。9:42 奥穂高岳に到着。10:22 穂高岳山荘に到着。10時半からの宿泊受付までは、ひとまずコーラを飲みつつ小休止。
- 割り当てられた寝床は笠ヶ岳の番号1......つまり、昨年泊まったときとまったく同じ部屋・位置。まぁ到着順に割り振ってるなら、そういうことにもなるか。
- 荷物を整理したらビールを買って外のテラスに向かい、そこで独り夏フェス。カールを見下ろしつつ酔っ払いながら音楽を聴くのは最高。
- 夕食ではすでに100名山を登り終えた男性3人組と同席。熊の話になり、ヒグマだけは勝てる気がしない、他の熊なら戦う気満々だけど、と伺った。その後、割とすぐ就寝。
3日目(8月4日)
- 朝起きると、窓のずっと奥のほうで雷を確認。音は聞こえなかったが、10秒に1回くらい光っていた。接近してくることはなかったけど、ちょっと不安だった。
- 4時すぎには荷物をまとめ外に出るも、なんとなくそこで日の出を迎えたくなってしまい、なんだかんだ5時近くまで外で空を見ていた。
- 日が出たところで、ザイテングラートを下り始める。上りで1度しか通ったことがなかったが、これはなかなか急峻。実際、1度軽く足を滑らせ転倒してしまった。怪我はほぼないけど、買ったばかりだったアームカバーに穴を開けてしまった。早くも今シーズン限りで処分かなあ......へこむ。
- 途中、パノラマコースを使って涸沢ヒュッテに6:07着。そこで朝ごはんに穂高岳山荘の弁当を食べる。
- その後、歩き初めて7:10 本谷橋、7:50 横尾、8:39 徳沢に到着。あまりに暑く徳澤園でコーラフロートを頼んだら、完全にコーラとアイスが別々に出てきた。ゆっくり注いでね、とのこと。
- 9:34 明神に到着。そしてまさかの左岸通行止め!!右岸を岳沢湿原経由で遠回りに歩かなくてはいけない、ダルい。
- 10:23 河童橋、なんとか10:40発のバスに間に合った。新島々の駅では、クラファンに自分も参加した2代目なぎさTRAINにお目にかかる。
- 松本駅から即、タクシーで湯の華銭湯 瑞祥へ。しっかり汗を流しましたとさ(詳細はサウナイキタイに書いたサ活を参照)。戻りはアルピコ交通のタクシーに来てもらい、再び松本駅へ。バスが走ってたら便利なのにね。
- 松本から特急あずさで帰るつもりが席を取れず......特急しなので長野へ向かい、そこから新幹線で帰宅。お疲れさまでした。