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西穂〜ジャンダルム〜奥穂 2023

天使の像が裏表逆なのに気づかないまま、槍をバックに満面の笑み。あほや......

9月22〜24日の覚え書き。国内最難関などと言われることもある、西穂高岳〜ジャンダルム〜奥穂高岳のルートを、初めて歩いてきました。西穂山荘から穂高岳山荘に至るまでの6時間、緊張&集中しつつも好天に恵まれ、とても楽しい山行となりました。写真は西穂〜ジャンダルム〜奥穂 2023 | Flickrにまとめてあります。

長らく憧れてきたルートだけに、無事に歩き通せたことの達成感は、半端ありません。コロナ禍や、それがきっかけの1つとなって決めた大学院進学がなければ、40代のうちに終えておきたかった「宿題」......ギリギリ間に合わなかったけれど、ようやく終えることができた意味では安堵もしています。

どれだけの経験を積めばこのルートに挑戦しようと思えるかは人それぞれでしょうけど、私の場合は別山尾根からの剱岳登頂を計7回、西穂高岳PHを計4回、前穂〜奥穂〜北穂の縦走を計4回、阿曽原温泉小屋に遊びに行くこと計11回など、こなしたうえでの挑戦でした。3日目、重太郎新道ですれ違ったご婦人から「もうどこでも歩けるわね」と言っていただいたけれど、もっともっと精進していきたいです。

1日目(9月22日)

  1. 前回、バスタ新宿まで移動するのに、結構ギリギリになってしまったので、余裕をもって自宅を6時過ぎに出発。
  2. 7:05発の京王電鉄バス7001便、飛騨高山行きに乗車。途中釈迦堂PA、諏訪湖SAで休憩。平湯温泉には定刻より約30分遅れで到着。
  3. 既に乗り換えるバスが待ち構えていたので、慌ただしく切符を買って乗車。12時半過ぎに新穂高ロープウェイに到着。
  4. 第1ロープウェイが出るまで時間があったので、笠ヶ岳という名の喫茶で軽食を取る。飛騨牛カレーぱんと、ホットコーヒー。
  5. ロープウェイを順調に乗り継いで、西穂高口駅展望台へ。周囲はガスガスで、ほぼ眺望はゼロ。長居無用のため歩き始める。
  6. 13:40に「これより登山道」の看板を過ぎ、14:20に西穂山荘に到着。何度か利用している手前、山荘内の解説は省いていただいた。
  7. 部屋は霞沢岳2、布団は黄色2番。夕食までは『山と食欲と私』の1〜6巻を読む。ちなみに『しずかの山』はボロボロだったけどまだ書架に残っていた。
  8. 夕食後に外に出ると、だいぶガスは取れていた。おかげで、雲は多めながらも綺麗な夕焼けを眺めることもできた。

2日目(9月23日)

  1. 3時過ぎに起床、3:42 西穂山荘を出発。もちろんまだ真っ暗だけど、ガスっているのはわかる。4:29 独標、4:48 ピラミッドピーク。
  2. 5:04 チャンピオンピーク、そして5:22 西穂高岳に登頂、そこで小休止。あたり一面ガスガスで眺望は効かない。
  3. さてここからいよいよ未体験のルート、緊張も高まるけれど楽しみでもある。とにかく慎重に、手足の置き場所を意識して進む。
  4. 5:35 P1、6:15 間ノ岳、6:28 逆層スラブ。逆層スラブは、思ったほど怖くはなかったけれど、やはり雨の日や表面が凍ってそうな日には来たくない。
  5. 6:39 天狗ノ頭を通過。なんでここには鎖がないんだろう?という箇所もあった(一般登山道ではないのだから仕方ない)。6:58 天狗のコル。
  6. 初めて間近に目にしたジャンダルム、ガスに包まれていて要塞っぽい。眺望は無しかと思いきや、登っているうちどんどんガスが取れていく。
  7. 8:06 ジャンダルムに登頂。なんたる幸運......見晴らしが効く。記念写真も撮っていただいたけど、後になって天使の像が裏表逆だったのに気づいたのであった。
  8. ジャンダルム頂上で朝食(西穂山荘のお弁当)を取り、再びルートに復帰。9:07 馬の背。落ち着いて最後の?難所をクリア。
  9. 手足の運び方まで指南する動画をYouTubeで見ていたけど、正解なんか無いんだなと1人で納得。手足の長さは個々人で違うし、当日の状況を適宜読み解いて進むしかない。
  10. 9:18 奥穂高岳に到着。あとは勝手知ったる何とやら、で9:45 穂高岳山荘に到着。チェックインは10:30〜、だいぶ早い時間に着いてしまった。
  11. 涸沢はガスガス。コーラで祝杯を上げてからチェックイン。部屋は笠ヶ岳、布団は1番。穂高岳山荘100周年の記念ピンバッジをいただいてしまった。
  12. しばし『岳』10〜18巻を読む。その後、ビールを買ってiPod miniを手にテラスへ。涸沢にかかっていたガスは取れていたので、下界を眺めながら遊佐未森の音楽を聴きつつまったり。
  13. 夕食は自分以外は全員同じパーティー(何かのツアー?)というテーブルで、だいぶ肩身が狭かった。夕焼けを眺めてから早寝。

3日目(9月24日)

  1. あまり早く出たくなかったので、4:34 穂高岳山荘を出発。それでもまだ真っ暗、テントの灯が綺麗に写真に撮れた。
  2. 5:04 奥穂高岳。風は弱く、ジャンを目指す人には前日より良さそうなコンディション。長居はせずに、先に進む。
  3. 明るくなってきたところで、朝食を取ることに。涸沢を見下ろしながら食べた穂高岳山荘のお弁当は、本当に美味しかった。
  4. 6:10 紀美子平に到着。前穂高には登らず、そのまま降る。6:18 雷鳥広場、6:38 岳沢パノラマ、6:54 カモシカの立場。
  5. 重太郎新道は過去4回、上りだったけど、今回は初めての下りで、途中1箇所ある一方通行路を通った。
  6. 7:20 岳沢小屋に到着。長居はせず(とはいえ始発バスは既に断念)、先を急いで8:21 登山口に到着。岳沢湿原は良いお天気だった。
  7. 河童橋をスルーして上高地バスターミナルへ。バスが出発する9:30までは時間があったので、インフォメーションセンター内で休憩したり荷物整理したり。
  8. 松本駅に着いた時点で、湯の華銭湯 瑞祥 松本館には行かず、まっすぐ帰ることを決意。14:42に新宿に着く特急あずさの切符を購入。
  9. 駅近で昼食を済ませようと、来たことのあるラーメン屋のおおぼしへ。その後、スタバでキャラマキを買ってから、特急に乗車。
  10. 15時半前に帰宅、ミッションコンプリート!
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