週休4日制はじめました
著
先日、大学院のゼミの集まりに参加した際、何がどう伝わったのか久しぶりにお会いした方から「木達さんFIREみたくなってて羨ましい」みたいなことを言われてしまいました。いや全然、会社を辞めたわけではないし(仕事は減らしてますが)、まだまだお金は必要だし(仕事を減らしたぶん収入は減ってますから)......しかし、世の中には自分と同じく週3日だけ会社勤めをする方もいるようで。
それで読んだのが『FIREを待てない会社員が自由になる方法!週休4日制はじめました:副業どうでしょう?時間リッチ/お金も大事!くたびれ中年女のサバイバルノンフィクション』。まぁ私はFIREを待ってるわけでも、副業をやってるわけでもありませんけど......感想としてはnot for meな内容で、あまり参考になるところはなかったというか、そもそもn=1の話はどこまでもn=1でしかなく(謎
気になったのは、私と違って著者の場合、単に出社日を減らしたのではなく、正社員からパートタイマーにシフトしてるんですよね。希望すれば正社員に戻れるという約束は取り付けているみたいですけど、それって結構、福利厚生の面などで違い、影響がないのかしら。その辺り、本書ではあまり読み取れなかった気がします。それはさておき
自分の、好きで興味のある分野(現在の仕事)で安定収入を得つつ、その他の時間でやりたいことに力いっぱいチャレンジするというこのやり方は、今の自分に合っている
というのは共感できて、私の理想とするところだし、また実際かなり実現できていると思います。おかげで会社員の肩書きは失うことなく家のこと、両親&実家のこと、自分の趣味など、昨年まで割と先送りにしてきた諸々に時間を割けているわけですから(ありがとうございます)。昔はサバティカル休暇に憧れもあったけど、完全に仕事から離れてしまうより、週3日の出社くらいが性に合っていた気がします。加えて
今後は、経済的な基盤をもっと安定させたいけれど、まず好きなこと、大切だと思うことで、行動量を増やし、そこから見えてくるものを大切にしつつ、今を充実させていきたい
てのも、共感できたなー。人生の折り返し地点を過ぎて、いよいよ気力・体力ともに下り坂、なんならいつ何がきっかけで死んじゃっても文句は言えないお年頃となると、上記のような思いが必然的に強くなるものなのかもしれない。そういえば
実は学生時代、体育会系山岳部だった経験があり、その後も社会人山岳会に入会。北アルプスの2800メートル付近で山小屋管理人を経験したほどの山好き
ともあって、驚きました。どこの山小屋でしょう?私が泊まったことのある小屋かしら。