再興第108回院展
著
絵を見に出かけるなんて、自分にとっては稀なのですけど、そごう美術館で開催中の再興第108回院展の終了が間近に迫ったので、行ってきました。目当てはもちろん、私の大好きな黒部の風景を描いた田渕俊夫先生の作品『黒部心象 鉄塔』。この絵については、阿曽原温泉小屋の泉さんが取材に協力されており、Blogでもちょいちょい田渕先生との関わりに触れられています:
- 素人ですが「本物」に触れるって大切かも?(2024-02-25)
- 参考情報?(2023-12-01)
- 再興第108回院展!(2023-09-03)
- 黒部を守るということは(2023-07-05)
- 取り合えず宇奈月ルートは!(2023-07-04)
- 絵本繋がり???(ヒョンナところで)(2023-06-19)
- ボーッと生きてるんじゃ!??(2023-05-19)
- セレネ美術館(2019-12-24)
物理的に予想よりずっと大きな絵で、実に迫力がありました!!ど素人ゆえ、感想を記すのも憚られますが......色数が抑えられているせいか?幽然とした印象を受けます。いっぽう送電線が、ものすごくピンと直線的に描かれている点が気になりました。記憶のなかではもっと弛んでいたはずだったので、人工物らしさを強調されたのかも?などと理由を推察してみたり。
ほかの作品も、大きな絵が多くて、予想外に楽しかったです。描いているひとの想いを少しでも汲もうと勝手に想像を膨らませると、脳が活性化される感じ。会場の出口のところでは作者の方々へのインタビュー動画を流していて、それも全編(50分ほど)見てしまいました。トータルで2時間ばかし会場にいたかしら。売店で『黒部心象 鉄塔』の絵葉書があったので、買って帰りました。