デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章
著
公開から少し日をあけてしまったけれど、20:30上映開始の回@バルト9で、映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章』を観ました。原作を全巻、Kindle版で買い揃えた程度には、好きな作品なので......もとはといえば、梅の湯がホームサウナの時期だった当時、置かれていたのを通いながら読んでいるうちハマってしまったのです。
原作には原作の良さがあるよねーと思ってしまったのは、侵略者の言語の表現。紙面だと、平仮名を反転させたような不思議と味のある文字で表現されるのだけど、映像というか音声になった途端、その面白みが消えてなくなってしまっている......それに限らず割とこう、文字面とか台詞回しでウケを取ってたところの映像化って、難しいものだなぁと思いました。
そもそも情報量の多い原作だけに、前後編ですべてが描き切れるとは思っておらず、むしろ興味の中心はどこでどんな風にぶった切るのかって辺りでした。前章は、女子高生同士の友情に重きを置いて映像化された印象があり、やっぱりキホが死んじゃったあたりは辛かったなー。
ありがたいのは、後章がほどなく5月に公開予定であること。某閃光のハサウェイみたく、続きがいつ観れるのやら皆目わからないのより、ずっと救いがあります。