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夫婦・カップルのためのアサーション

夫婦・カップルのためのアサーション』は、タイトルに「夫婦・カップルのための」とあるけれど、あらゆる人間関係やコミュニケーションにおいて有用な内容だったと思います。とりわけ、自己表現を以下の3タイプに類別されているのが、激しくなるほどーという感じ:

非主張的
I'm not OK. You are OK.
攻撃的
I'm OK. You are not OK.
アサーティブ
I'm OK. You are OK.

私は性格的に極端、天邪鬼なところが子供の頃からあって、たいてい上記でいう非主張的か攻撃的のどちらかになりがちでした。それで良い人間関係を構築できるわけ、ないですね。もはや10年、いや20年前の自分に読ませたかった本No.1です。あと、これは男性にはありがちかもしれないけど

相手の気持ちを考慮しない強い問題解決志向は、たとえその人の意見に正当性があったとしても、相手の心には届きません。

というやつね。感情より理論を優先させるとか、正しさに執着してしまうと、陥りがちな罠。で、その罠に落ちるとまさに以下のような事態を引き起こす。もうね、本当に思い当たる節がありすぎて嫌になります笑。志向の違いに対してもっと寛容にならなければなりません。

人間関係維持志向と問題解決志向の違いは、パートナーとの関係での葛藤や問題として現れるだけでなく、時には自分自身を苦しめかねない

本書を通じての今一つの学びは、以下のくだり。「自分にできることがある」......すごく前向きで、責任という言葉の素晴らしい解釈だなと思いました。

「自分がこういう気持ちになったきっかけは、確かにパートナーの言動だ。でも、今この感情を体験しているのは私自身で、この感情は私のものなんだ」と認識することによって、感情をどのように扱うかについて、自分で責任をもつことができるようになります。「自分で責任をもつことができるようになる」とは、「自分が悪い」ということを意味するのではなく、「自分にできることがある」ことを意味するのです。

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