65歳からのエベレスト街道トレッキング
著
『65歳からのエベレスト街道トレッキング』を読了。Kindle版が出ていれば、当然そちらを買って読んだはずだけど、紙版しか発売されていないようなので仕方なく......あぁ老眼がつらい。自分が知る限り、エベレスト街道を歩いた方の体験談で書籍で読めるものとしては、本書が最新ではないかな。
もし行きたいと思っているなら、思い切って行ったほうがいい。ヒマラヤの山々は、想像以上に魅力的であることを約束する。普通の生活をしていただけでは得難い、素晴らしいなにかを手に入れられるはずである。
うんうん、そうでしょうとも。それでこそ大金(といっても南極に行ったときの額ほどではない)と3週間近くの時間を費やして赴く価値があるというものです。もっとも、上記でいうところの「普通の生活」とは一体どういう生活か?は引っかかりますが笑。
サンダル1足は山小屋での生活用。山小屋に着いたら、登山靴は一刻も早く脱ぎたいものね。これは必携。
著者はハイカットの登山靴を履いて歩いたようだけど、他の方の経験談を踏まえると、またご自身も書いていらっしゃるとおり、エベレスト街道を歩くにはローカットのトレッキングシューズで十分。ならば、サンダルは要らないかなーと思い始めてます。先日の紅葉見物@涸沢でもサンダルを欲しいと思ったので、国内山行でテント泊するときのために買っておきたいとは思いますが。
速乾性のタオル、手ぬぐいは各1。
Amazonで軽く検索したところ、山のようにヒットしたのでどれを買うかまだ決めてませんが、とにかく速乾性のタオルは持参するつもりではいます。たぶん、国内山行でも重宝するはずなんですよね......銭湯とか温泉に立ち寄ることが少なくないので(今まではごく普通のタオルを持ち歩いてきました)。
フル充電しておけば寒冷地でもコンセントなしで5日はもつ。ちなみにこれは預け入れ荷物には入れられない。機内持ち込みをしなければいけないので注意。
目下モバイルバッテリーについても、どれを買うか悩みの種です。複数個を持参し冗長系を組まなければ不安なのは間違いなく、既に所有しているやつ(先日徳沢ロッヂに忘れてきてしまい、まだ自宅に送り返していただいていないので現時点では手元にない)に加えて、できれば10,000〜20,000mAhくらいのが欲しいところだけど。サイズ、重量はもちろん出力Wとか、いろいろ悩ましい。
アミノサプリ、日焼け止め(リップスティック、のど飴などは必須アイテムなのに忘れてしまい山中で購入)。携帯ウェットティッシュ7袋
携帯ウェットティッシュ!!それはまとめ買いしておかないと。のど飴もなー、現地のはそれはそれで興味はあるけれど、もしも口に合わなかったらと思うと日本から持って行ったほうが安心。手荷物は当然軽量化したいので、ちゃんと必要量を見積もったうえで買わなきゃ。
シェルパ族は生まれた曜日によって名前をつける慣習があり、やたら同じ名前の人に出会うことになる。
これは衝撃。価値観の違いでしかないし、それがおかしいとか変だとは思わないけれど、単純に不便ではないのかなと思ったり。いやむしろ、覚えやすかったりするのかな?
高山病になるかならないかは、低地での体力や登山経験とは関係ない。遺伝、体質によるものらしい。
......賭けですね。準備の一環として、3,000m級への登山を今夏は複数回こなしてきましたが、特にこれといって高山病にかかる懸念は幸い感じたことがありません。まぁこればかりは、行って実際に4,000〜5,000mに達してみないことには、自分の身体がどんな反応を示すかわからない。
高地では酸素が少ないため呼吸量が多くなる。吐いた息には水分が含まれるため、体内の水分は思っている以上に失われていく。したがって、なるべく多くの水分を補給した方がいい。
ある程度の耐熱性があるのは確認済みなので、ウォーターボトルは普段使ってる2本を持っていくつもりでいます。朝晩の気温の低さを予想すると、昼間はそれで必要十分だと思うけれど、どれくらい小まめに口にするかは現地で悩むかも。水分補給しすぎてトイレが近くなってしまってもね、という不安。
歩幅を小さくして、大きく息をする。深く息を吐き、たくさんの空気を取り込むことを心がける。
転倒を避ける意図で、意識して歩幅を小さくすることはありますが、上記の呼吸法とあわせて、というのは高山病予防の観点で大事っぽい。忘れないようにしよう。