シニアぼっちトレッキング in ヒマラヤ
著
『シニアぼっちトレッキング in ヒマラヤ』は、転勤前の待機期間を活用して、アンナプルナのベースキャンプまでソロトレッキングに出向いた著者の紀行文。同様の文章はWebで既にいくつか読んでいるけれど、何か面白い知見が入手できないかと思って購入。
日本の和式便所のように前方に放水を受け止めるドームがないので、気を付けないと前方を汚してしまう。
なんとなく、中国に旅行に行ったときに利用したトイレを思い出しました。なんとなく理解。
紐を通して首にかけられるようにしたトイレットペーパーを準備してきた。ロールを胸元にぶら下げた姿は人に見られるとやや恥ずかしいが、実用的であった。
これは他の人の紀行文でも読んだことがあるくらい定番のネタというか、ライフハックですな。自分もありがたく同じ先人の知恵を頼らせていただくことでしょう。
何軒かの土産物屋を物色して、ヒマラヤの山中で見つかるというアンモナイトの化石を一つ買った。ヒマラヤに来た唯一の記念品として、かつてその山々が海の底だったことの証が欲しいと思っていた。
果たしてそのアンモナイト、本物? などとつい疑ってしまうのだけど、確かにそれは欲しいかも。自分自身でその手の化石を道中見つけられたらベストなんだろうけど、さすがにそんな偶然は期待できないだろうしなあ。書籍には値段が書いてなかったけど、気になります。
持って行って良かったと思うのは、熱湯を入れられるプラスチックのボトル650ml(ナルゲン)で、山小屋で熱湯をもらい湯たんぽにできたことだ。翌日はその湯冷ましの水が貴重な飲料水となる。
自分は普段の山行でモンベルのクリアボトル2本を持ち歩いていて、改めて仕様を確認したところ【耐熱・耐冷温度】本体:90℃/0℃ キャップ:100℃/0℃
とありました。100℃の沸騰したお湯でなければ、大丈夫そうではある(わざわざナルゲンのに買い替えたくはない)。
今回のトレッキングの為にモンベルのダウンハガー650#3を調達した。商品説明では快適温度3℃とのことだったが、湯たんぽを入れて何とか快適に眠れるほど夜は寒い。
奇遇ですが、自分のシュラフもモンベル製です(3年前にシュラフとテントを購入)。自分はアルパインダウンハガー800 #3、著者の方が購入されたものの上位モデルっぽい。まぁおそらく問題ないでしょう。
ロッジに着いた後、登山靴を脱ぎ履きしながら過ごすのも面倒なので、シャワーを浴びるときなども含めてサンダルがあると快適だ。
山小屋泊の山行ばかりしているので、普段はサンダルは持ち歩かないのだけど、確かに過去のテント泊の山行を思い返すと、サンダルがあればなーと思ったことはありました。なので、これは絶対に持っていこうと思います。勤務先で履いているクロックスが古くなってきたから、その買い替えを兼ねるのでちょうど良いかも。