八重洲ブックセンター本店の見納め
著
月末で閉店することは認識しており、なおかつ翌日の最終営業日には立ち寄れなさそうだ、ということで八重洲ブックセンター本店の見納めに夕方、行ってきました。まだ宇宙業界にいて、勤務先が浜松町にあった頃には、割と良く足を運んだ思い出深い書店です。
初めてその存在を知ったのは小学生の頃だったか、父が買って読んでいた雑誌『太陽』誌面でのことだったと思います。今でこそビル一棟が丸ごと書店なんてのは珍しくありませんが、当時「こんな大きな本屋にいつか行ってみたい」と思ったのをぼんやり覚えています。
だいぶ長いこと足が遠のいていたので、何階にどのジャンルの本があるかはだいぶ記憶と違っていましたが、この日は1〜3階をぐるぐるお散歩。やっぱり大きな書店は良いですね、現在の自分の興味・関心のベクトルに気付かされたり、あるいは再認識をしたり、とにかく楽しい。
少しでも恩返しがしたくて、Kindle版の売られていない(ないし、あっても固定レイアウトで自分には不向きな)本をあらかじめ買って帰るつもりでした。結果、買ったのが『スペースシップアースの未来』『最新フロントエンド技術入門』の2冊。どちらも古いものだけど、紙で読んでみたかったのです。
お店を出てから、そのすぐ近くにあるStarbucks東京駅八重洲南口店で小休止。本を探すのとセットで立ち寄ることの多かったスタバです。その後、八重洲ブックセンターの閉店時刻くらいにスタバを出たのですけど、会社帰りな人が少なからず私と同じく八重洲ブックセンターの写真を撮ったり、ビルをまじまじと見つめるなどしていました。