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劇場版 銀河鉄道999

『銀河鉄道999』や『宇宙戦艦ヤマト』を通じ、私の人生にめちゃくちゃデカい影響を与え続けてくださった松本零士先生が、先だってお亡くなりになりました。そしてYouTubeの東映アニメーションミュージアムチャンネル先生への感謝の気持ちとして、『劇場版 銀河鉄道999』(1979年7月公開)を1週間期間限定していたので、ありがたく拝見しました。

劇場で見た記憶はなく、おそらく地上波のテレビ放映で見たのだと思いますが、いや実に懐かしかったですね。一番懐かしかったのがクレアの存在。ああそうだ、自分はメーテルよりもクレアに好かれたい人生だったな、というのを思い出しました。なんだろう、自分の身を挺してまで好きになった相手を守る、その一途さに心打たれてたような。

まぁ細かいところはすっかり忘れてしまっていたので、「そうだったのか」的な発見もたくさんしました。監修が市川崑だったってマジか......とか今更だけどビビる。どうでもいい話としては鉄郎のお母さん、雪の中を歩いていたはずなのに薄着すぎない?とか......いやあれは、機械伯爵がコート以外に着ていたものを剥いだ後の絵だったのかな。

とりあえず出だしで銀河をバックに画面にドーンと出てきた、言われてみれば当たり前なんだけどよくよく噛み締めてみたら妙な安心感があるというか、だからこそ人は皆安心して死んでいけるかもとか思ってしまったフレーズを引用しておきます。改めて、松本零士先生のご冥福を心よりお祈りします。

ひとが
この世に生まれる前から
この星は輝き
ひとが
この世から去ったあとも
この星は輝き続ける

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