『沈黙の艦隊』実写映画化への期待と不安
著
『沈黙の艦隊』は、自分の人生に決して小さくない影響を与えた漫画です。何せ高校3年生のとき、大学入試センター試験の直前に同じクラスの友人に借りたのがきっかけて滅茶苦茶にハマった記憶。現役合格を果たせず、一浪せざるを得なくなった原因は、一説によると『沈黙の艦隊』のせいだったり、そうではなかったり。
まぁ、その貸してくれた友人は、現役で千葉大医学部に入ったんですけどね確か......。
閑話休題。そんな『沈黙の艦隊』が実写映画化、今年の秋に公開されるとなれば自ずと興奮せざるを得ませんし、紙版で持っていた漫画の一部は確か実家に残していたけれど、大半は処分済みのはずなので、Kindle版で全巻買い直すか?と思い始めているくらい。ただまぁ、思い入れが強いだけに、期待が大きいぶん不安も大きいです。
当然、全32巻の内容すべてを2時間やそこらの尺に詰め込むことは不可能でしょう。となれば、どこかで適当に切らざるを得ないわけで、どこでどう切ることになるのか? 続編を匂わせたりするのか? それとも、大胆に原作を改変し独自の物語で展開するのか......個人的には、原作の荒唐無稽ぶりを可能な限り忠実になぞって欲しいですけど。『沈黙の艦隊』Prime Video新年発表会での大沢たかお氏の劇場を出るときに言葉を失うような
って意気込みを信じたい。