最近の南極旅行事情
著
ものすごく久しぶりに南極について覚え書き。
待ちに待った「一生に一度の旅」へ! オーシャン・エンデバーで南極大陸を目指してみた | Business Insider Japanを読みました。私は1999/2000シーズンと2003/2004シーズンの2度、記事で紹介されているのと同様のツアーに参加しているのですが、20年近くご無沙汰してしまっているだけに、興味深く読みました。写真が豊富なおかげで、最近の南極旅行がどんな感じか、よくわかります。
観光目的の南極旅行は1950年代まで遡り、近年、大幅に増加している
2016/2017シーズンは約3万8000人が、2019/2020シーズンには約7万4000人が南極を訪れた
2022/2023シーズンには、過去最高の10万人が南極へ渡航すると見込まれている
私が南極に行った当時がどれくらいの人数規模か調べていないけど、それでも相当なペースで観光客が増えているのがわかります。当然ながら、その環境に与える影響は(2度行った人間が言うのもなんですが)少し心配。記事の末尾に環境にやさしい南極旅行を続けるためにできること全てをやっているとしても、環境に全く負荷をかけない観光は不可能だろう
とあるように。
飛行機という選択肢もあるが、着陸地点の天候が予測できないこと、立ち往生した場合に救助が難しいことから、飛行機で南極へ向かう観光客は1%ほどしかいない。
飛行機で南極大陸に渡るツアーは、私が行った頃にも確か既に存在していましたけど、不人気なんですかね。船でさまざまなポイントを巡る醍醐味が損なわれるため、自分は検討すらしたことないですが。とにかく南極に行ってみたいけど船酔いは勘弁、という人にとっての唯一の選択肢として残ってる感じなのかな。
筆者はアルゼンチンの首都ブエノスアイレスからアルゼンチン航空に乗ってきたが、ジェットスマート航空といった格安航空会社を利用することも可能だ。どの航空会社を選ぶにせよ、窓側の席を予約することを筆者はお薦めする。忘れられない景色が楽しめるからだ。
パタゴニア地方の景色って本当にいいですよね......私も忘れられない。あとウシュアイアの空港らへんは海に近いうえ地形の影響から風が強く乱れやすいから、普通に飛行機が着陸しただけで拍手が起こって謎にテンション上がった記憶。