自分が喜ぶように、働けばいい。
著
『自分が喜ぶように、働けばいい。—二つの本業のすすめ』は、確認したところ10月に買って読んでいた本。
本書は、会社勤めの中高年のみなさんに、会社員人生の後半戦を「自分が喜ぶ」ように働いて、いきいきと過ごすために、「会社を辞めることなく、会社の仕事以外の"第二の本業"の準備を今からしておくといいですよ」と勧める本です。
会社勤めの中高年
の一人として、あまりそういう発想をしたことが無かったので、「二つの本業」という考え方は興味深いなと思いました。ただまぁ二兎を追う者は一兎をも得ずと言いますし、不器用な自分に実践できるものなのかというと甚だ疑問ですが。
階段を降りていく時期を漫然と組織に頼っているだけでは、会社を離れたときにすることがなくて立ち往生してしまう人もいます。
登る時って無我夢中だったりがむしゃらで、周りをよく見れていなかったりしますが、降りるときはまったく別の話になる......のは、人生も登山も一緒って感じかな。そして登山では降りるときにこそ往々にして事故、遭難が起こるわけで、よくよく気をつけないといけない。
当時、小石さんに、働き方について見解を問うと、「ワークライフバランス」ではなくて「ワークライフインテグレーションだ」と説明してくれました。仕事の時間を削ってバランスをとるのではなく、仕事と社外の活動を統合すべきだと主張していました。
ワークライフバランスって言葉、すごく苦手というか嫌いなんですよね。ワークとライフ、両者を分けて扱うことなど本質的に不可能なはずなのに、分けてる感がすごくて、無理ーってなります笑。まだ、ワークライフインテグレーションのほうが馴染めます。
とにかくまずは行動する。三日坊主も3日分は進捗する。試合での空振りは最高の素振りになります。
......いい言葉だなあ、覚えておきたい。