『王立宇宙軍 オネアミスの翼』4Kリマスター版

2022年11月3日 著

11月2日の覚え書き。『王立宇宙軍 オネアミスの翼』4Kリマスター版の劇場上映が始まっていたので、久しぶりにバルト9へ足を運びました。19:35上映開始の回で、席は7〜8割くらい埋まっていたように思います。私もまさにその一人だけど、DVDやなんかで何度も観てたって、やはり大スクリーンで観ることに価値を感じる人は少なくないのだなーと。

昼間の疲れに加えて、内容が概ね頭に入ってしまっているものだから、ところどころ眠くなってしまい記憶がないのだけど......それでも楽しめました。何度見ても、やはりこの映画はすごい。現実離れしない範囲で、しかし「それっぽく」見える世界を隅々まで創造し、視覚化することの苦労を思うと、当時制作に携わったすべての人々に対し尊敬の念をしみじみと抱かざるを得ない。

そういう作り手側の人々に対するメタな想いと、作中の世界なり登場人物たちへの想い、それに幼少の頃から現在に至るまで宇宙開発を見つめ続けてきた自分自身への想いが交差して、なんともいえない気持ちになる。本当にいい映画だし、次の機会がいつになるかわからないけど、是非また劇場で上映してほしい......そう思いました。