剱岳〜大日三山〜称名滝 2022
著
だいぶ日が経ってしまいましたが、9月29日〜10月1日の覚え書き。ようやく、という感じで今年初めての登山に行ってきました。大学院が落ち着いてからも天候不順やら台風の来襲が続き、なかなか自分の行けるタイミングで晴れが続かずイライラしていたのですが、そのストレスを払拭して余りある好天に恵まれました。
歩いたのは、別山尾根経由で剱岳往復、からの大日三山を縦走、そして称名滝へと降りるコース。剱岳については、6年連続6度目の登頂。大日三山と称名滝については今回が初めて訪れる場所。特に称名滝は、高原バス車内から遠目に眺めてしかいなかったので、近くから眺めるのを楽しみにしていました。写真は剱岳〜大日三山〜称名滝 2022 | Flickrにまとめてあります。
ちなみに泊まったのは1日目が剣山荘(部屋は劔、ベッド番号は上段の507)、2日目はランプの宿として知られる大日小屋(部屋は奥大日、ベッド番号は上段の14)。剣山荘については今年だけで過去2回、申し込んではキャンセルの連絡をしていただけに、泊まれてホッとしました。
覚え書きするのが遅れたため、既に記憶が曖昧だし書き起こす気力もなく、今回の山行については時系列での詳細は割愛。しかし感じたのは体力の衰え......特に2日目の、剱岳に登って降りて劔御前小舎まで戻ってからの、大日小屋が遠すぎました。時間には十分な余裕をもって届きましたけど、天候の急変や転倒などのアクシデントがあったらと思うと、ゾッとします。脚の痛みも結構あって、最終日の称名滝への下山も、だいぶ脚へのダメージを気にしながらになりました。もっともっと、鍛えないと危ない。
あと、今回初めて投入したギアとして、モンベルのゴアテックス製のハットはとても役に立ちました。今までは似合わないのが嫌でずっとキャップをかぶってきたのですけど、夏山に登るたび耳がおそろしく日焼けしてぼろぼろになっていたので......360度ツバのついているおかげで、日差しの強烈さを感じることなく快適に歩けました。あともうひとつ、アンダー用途に買ったジオラインの半袖Tシャツが、素晴らしかったですね......汗冷えを防ぐという宣伝文句は伊達じゃ無いなと思いました。