Cyclo Graph アレックス・モールトンの世界
著
長年、部屋のインテリアとして放置してしまっていたモールトンですが、いよいよ今年はお金をかけてレストアし、自転車趣味を復活させようと思っています。50歳の節目を来年に控え、少しでも元気にペダルを踏めるうちにサイクリングをもっと楽しまなきゃという焦りもあるし、動機として一番大きいのは先月報道されたレインボーブリッジ、自転車で走りませんか 開通以来、初のイベント 7月募集開始へ:東京新聞 TOKYO Webというニュース。
東京マラソンさながらに高い抽選?倍率が予想されるので、果たして参加できるのかはわかりません。たとえ参加資格を得たとしても、当日天気が悪かったら、モールトンを濡らしたくないので多分出ないだろうな......しかしひょっとしたら、今年限りではなく毎年の恒例イベントになるかもしれず、そうなれば東京に住み続ける限りチャンスはあるかなと。
あとはやっぱり、漫画『おりたたみ自転車はじめました』の影響もあります。絵柄も好きだし、ちょいちょい挟んでくる小ネタがツボってて好きなんですけど、後半にしまなみ海道が出てきて。昔からその名前はよく見聞きしてましたが、寝台列車(サンライズ瀬戸)で向かうところも含めて、すっごく真似したくなりました。少し前に酒器を持ち、寝台特急サンライズに乗り込んで、香川でうどんをたらふく食べる - 今夜はいやほいなんて魅力的な記事を読んだし。
遅くとも7月には購入したアヤセサイクルに相談、預けに伺おうと思っていますが、そんなわけで自分の中のモールトン熱を高めるべく購入したのが(やっと本題)『Cyclo Graph アレックス・モールトンの世界』。改めて検索してわかったけど、相変わらずモールトンってニッチでマニアックな世界だし関連書籍もほとんど出てないのね......それがまた良い、という側面を否定はしないけど笑。
美しい写真の数々や、保存版?というか一番の目当てである「Dr.永井のワークショップ マニュアル」のコーナーを見て、少しテンション上がりました。しかし道は遠い......ヘルメットから何から、いろいろ買い直さなければいけないものが多くて、気が重い。その気の重さに負けないよう、まずは輪行袋の選定から頑張ろう(でないと、アヤセサイクルまで持っていけない)。